SB新書<br> クラシック音楽のトリセツ

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SB新書
クラシック音楽のトリセツ

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  • サイズ 新書判/ページ数 235p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797381153
  • NDC分類 760.4
  • Cコード C0273

出版社内容情報

本当はハマりたいあなたのための一冊!

「とっつきにくい」「面白さがわからない」「コンサート代が高い」……
そうした誤解をときほぐします!
クラシックにハマりたかったあなたのために!
話題作『マエストロ』、さそうあきら氏、推薦!
「これを最初に読んでいれば「春の祭典」が10代で聴けたのに!」

◆楽しむといってもクラシックの場合、たとえば歌舞伎などの古典芸能と同じように、一定の知識を得ておくことで、さらに楽しめるという側面を持つ。
確かに他のジャンルの音楽に比べて難解でとっつきにくいかもしれない。
しかし、一旦その入口をくぐってしまうと、生涯付き合って行ける、奥深い世界が広がっている!
この本でおもしろさに目覚めて脱初心者!
長く深く付き合っていくコツを紹介する。

【第1章 まずは思い切ってクラシックのコンサートに足を運ぶ】

■なぜコンサートに行くのか
■コンサートのチケット代はいくら?
■S席ってなに? 高い席のほうがいいのか?
■オーケストラとの距離は近いほうがいいのか?
■各地のオーケストラと音楽専用ホール
■コンサートの選び方。コンサートに通うという考え方
■コンサートにだれと行くか。ひとりでも平気?
■コンサートの前に予習は必要か?

【第2章 コンサートを気持ちよく楽しむために】

■ドレスコードはあるのか?
■コンサートでは遅刻は絶対NG?
■コンサートで拍手をするタイミングは?
■携帯電話とスマートフォン、飴玉の包み紙は悩みの種
■睡魔という大敵
■「カーテンコール」ってなに?
■アンコールはあるのか?
■拍手以外の称賛
■平日夜の公演、食事はどうする?

【第3章 だれもが最初に抱く素朴な疑問】

■たくさん曲がありすぎて、なにから聴いたらいいのかわからない
■入門に適した作曲家はだれ?
■クラシックの曲にタイトルがないのはなぜ?
■交響曲、協奏曲、ソナタって?
■クラシックの曲はなぜ長いのか?
■インターネットでクラシックを楽しめるのか?

【第4章 オーケストラと指揮者】

■オーケストラは何人でできている?
■首席奏者とは? コンサートマスターとは?
■オーケストラを「格」で聴かない
■指揮者の役割
■演奏が変わるとはどういうことか?
■若い指揮者もいるのか?
■昔は作曲者が指揮をしていた?

【第5章 オペラを楽しむ】

■コンサートとオペラの違いは?
■オペラの主役はだれなのか。歌手、指揮者、演出家
■はじめて見るオペラの演目
■外国語で歌われたら、言葉がわからないのでは?
■役柄と歌手
■映画館で見るオペラ

【第6章 音楽の歴史をほんの少しだけ知る】

■その作曲家がいつの時代の人かを意識する
■古楽 ── 中世・ルネサンス期からバロック期の音楽
■バロック音楽 ── モンテヴェルディからバッハまで
■古典派音楽 ── モーツァルトやベートーヴェンが活躍した黄金期
■ロマン派音楽 ── 感情表現の幅が拡大され、文学的な表現が好まれ
た時代
■国民楽派 ── 民族主義の音楽
■20世紀の音楽 ── モダニズムの台頭
■名曲の時代から名演の時代へ?

【第7章 聴いて損はナシ まずは、この定番名曲を聴いてみよう】

【著者紹介】
1965年、金沢市生まれ。音楽ジャーナリスト。名古屋大学理学部物理学科卒業後、音楽之友社にて月刊誌『レコード芸術』『音楽の友』および書籍の編集などに携わる。現在は、クラシック音楽についての雑誌、放送、コンサートプログラムの執筆など、幅広く活躍。著書に『クラシックBOOK この一冊で読んで聴いて10倍楽しめる! 』『クラシックの王様ベスト100曲』(ともに三笠書房)、『R40のクラシック 作曲家はアラフォー時代をどう生き、どんな名曲を残したか』(廣済堂新書)など。クラシック音楽サイトCLASSICAを主宰。 http://www.classicajapan.com/

内容説明

ファン目線で、これからファンになるかもしれない人が手に取って役立つ実践的な本、クラシック音楽を聴くための「トリセツ(取扱説明書)」があったらいいという発想でつくられたのが本書。クラシックへのよくある誤解解消から、コンサートの楽しみ方、生涯をかけて付き合っていく方法まで、いま大人の教養として再び注目を集めるクラシックの魅力を解説!

目次

第1章 まずは思い切ってクラシックのコンサートに足を運ぶ
第2章 コンサートを気持ちよく楽しむために
第3章 だれもが最初に抱く素朴な疑問
第4章 オーケストラと指揮者
第5章 オペラを楽しむ
第6章 音楽の歴史をほんの少しだけ知る
第7章 聴いて損はナシ まずは、この定番名曲を聴いてみよう

著者等紹介

飯尾洋一[イイオヨウイチ]
1965年、金沢市生まれ。音楽ジャーナリスト。名古屋大学理学部物理学科卒業後、音楽之友社にて月刊誌『レコード芸術』『音楽の友』および書籍の編集などに携わる。2005年よりフリーランスとして、クラシック音楽の分野で雑誌、放送、コンサートプログラムの執筆など、幅広く活躍。クラシック音楽サイトCLASSICAを主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かわうそ

58
★★★★★クラシック音楽の現代の基礎知識を身につけたい人には最適な書である。ただし、クラシックファンとしては当然物足りない。まあ、入門書なので当然だが。音楽家の逸話、作曲の契機を知るのであれば現代教養文庫の『名曲物語』が良いだろう。2017/01/14

TSUBASA

20
クラシック音楽を聴いてみたい人のための取扱説明書(トリセツ)。コンサートのチケットはいくらぐらいなのか?いつ拍手をしたらいいのか?暗黙のルールがあるんじゃないのか?といった疑問があってなかなかコンサートに足を運べないという人向け。ま、よっぽどの人気オケじゃなければ肩肘張らずに行って何にも問題ないですよ、という話。オペラとかバレエは行ったことないから一度行ってみたいなぁ。最後に定番名曲の紹介が載っていますが、この手の紹介のご多分に漏れずちと選曲が入門者向けでない気が。どっちかというとその曲の逸話が面白い。2015/12/16

禿童子

11
オペラはイタリア語などの外国語の歌詞で演じられるので、どうやって内容をつかむのか疑問だったが、最近では日本語字幕が出るとのこと。スカラ座の日本公演のS席は6万2000円!一番安い席でも1万円とため息が出る。2015年刊の本書は、クラシックをインターネットで聴くのは邪道ではない、「もはやネットで聴かずしてなんで聴くの?」と、私のような初心者に優しい本です。2017/01/24

モルテン

9
クラシック音楽をこれから聴こうという人のための入門編。何から聴けばいいの?コンサートってどこでやってるの?どんな恰好していけばいいの?どこで拍手すればいいの?どんなマナーがあるの?定番曲って何?これらの質問に丁寧に答えてくれる。「大丈夫、緊張しなくていいんだよ」と優しい著者の姿勢にホッとする。2017/02/16

めぐみ

4
まさに、クラシックファンになりたいなー、の私にはピッタリの本でした。とりあえずはネットを活用して聞いてみよう!2017/12/22

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