ソフトバンク新書<br> 血管からがんを治すカテーテル治療の挑戦

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ソフトバンク新書
血管からがんを治すカテーテル治療の挑戦

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  • サイズ 新書判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797372106
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0247

内容説明

カテーテルを使った血管内治療の第一人者・奥野哲治医師。長年、多くのがんやリウマチの患者と向き合い、診療を続けてきた成果を踏まえ、本書では従来と異なる発想の治療が語られる。血管内治療の役割、そしてそこに至るまでの道のりや今後の課題…あきらめないがん治療のあり方がここで示されている。

目次

第1章 がんへの新しいアプローチ(血管内治療のクリニカET;がんの成長・転移は、血管を通して起きる;血管内治療の手順 ほか)
第2章 血管内治療にたどりつくまで(自習体質のはじまり;父は電通のサラリーマン;隣室の大森監督を見て、医者になろうと決めた ほか)
第3章 血管内治療の現在と課題(ブラックジャックのような出張治療と「包括医療」;どのようにして、病院の壁はこえられたのか?;異なるシステムでやっているスタッフとチームを組むことで、学ぶこともある ほか)

著者等紹介

奥野哲治[オクノテツジ]
1953年兵庫県生まれ。1978年京都府立医科大学医学部医学科卒業。慶應義塾大学医学部、東京都立広尾病院、関東脳神経外科病院などで働き、カテーテルを使った血管内治療の専門家として知られるようになる。1995年に医療法人弥生会奥野神経放射線クリニックを開業。2000年にClinica E.T.を開院し、がんやリウマチを中心とした治療を行う。現在も血管内治療を駆使して多くのがん患者の診療を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やいとや

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読んだ動機は母親が膵臓癌になり、この本の著者の治療を受けているから。それ故、希望的観測に則った読書になるのは宜なるかな。インタビューを纏めた本なので大半は軽妙に読めるが、面白かったのは同業の医療従事者へのインタビュー。出来る事出来ない事の線引きが矢張りシビアで、引いた視線が興味深い。奥野先生個人のバイオは自身の治療法の紹介がメインなので当たり障りのない話に纏めてあるが、これなら無くても用は足せる感が強い。だが治療法は理にかなっていると思うので、それをより深く理解出来たのは有り難い。2021/02/11

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