ソフトバンク新書<br> アップルvs.グーグル

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ソフトバンク新書
アップルvs.グーグル

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  • サイズ 新書判/ページ数 198p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797359633
  • NDC分類 548.2
  • Cコード C0234

内容説明

常に革新的な製品・サービスを提供し、世界を変え続けるアップルとグーグル。これまで、異なる哲学を持ちながらも協調し、それぞれに目ざましい成長を遂げてきた両社が、現在あらゆる局面で対立を深めている。スマートフォン、タブレット、電子書籍、クラウド、広告ビジネス…。繰り返される衝突は運命の悪戯か?必然か?「戦争」の先にITの未来が見える。

目次

第1章 ポストiPhoneの世界で何が起こっているのか?(蜜月関係の果てに敵同士を「演じている」アップルとグーグル;PCの時代が終わり両社の思想の違いが浮き彫りになった)
第2章 「戦争」はどこで起こっているのか?(戦場は「デバイス」から「クラウド」へ;モバイル時代のOS戦争は、互いに「敵」を必要とする)
第3章 それぞれの戦略と戦術(世界を変える2社の真逆のアプローチ;「誰でも」と「上質な体験を誰でも」の違い)
第4章 戦いに割って入れなかった日本企業が学ぶべきこと(「ユーザーの声を聞く」だけではイノベーションは生まれない;今は真剣勝負の時代)

著者等紹介

小川浩[オガワヒロシ]
株式会社モディファイ代表取締役。1996年から起業家としてのキャリアをスタートし、数々の革新的なWebアプリケーションの開発に携わる。ソーシャルメディアとモバイルを中心としたマーケティング&プランニングを行うクリエイティブユニット「オガワカズヒロ」でも活躍中

林信行[ハヤシノブユキ]
ITジャーナリスト&コンサルタント。1980年頃からアップルの動向に関心を抱き1990年から本格的な取材活動を開始。同社の技術的な取り組みやものづくりの姿勢、経営、コミュニティづくりなど、多方面にわたって取材を続けてきた。グーグルやブログ、SNSなどの動向についても多くの記事を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

魚京童!

19
グーグル先生には是非とも私が何を知りたいのか教えて頂きたい。2015/02/11

Arowana

9
なるほど、理念や美的センスが違えば自ずと組織のインテリジェンスにも違いが現れてくるんですね。MicrosoftとAppleの違いについて書かれた本に続いて、本書もまことに良い勉強になりました。「まあ、答えはリングの上でわかりますよ。」と、いつも選手はコメントしますが、このゲームの行方は長期化しそうですね。果たして結果はゼロ・サムかウィン・ウィンか?2014/02/09

tapioka

7
アップルとグーグルの企業戦略の違いをざっくりと述べた本。アップルはソフトやハードを自社で作り上げ、ユーザーを囲い込んだ環境の中で管理する戦略をとるが、グーグルは情報やデータを管理したいだけ、他はオープンという両者の異なる姿勢を大まかに知る入門としてはいい本。ただ、著者のアップル信仰が顕著で、アップル>グーグル>>>マイクロソフトと偏った見方で書いているのは両者を比較する本としてはいただけない。また、2人の著者で書かれているが、内容が重複していて、同じことを繰り返し述べているのも何とかして欲しかった。2014/01/15

suzuki

6
2010年に発行された本で、当時のApple/Googleについて書いてあるが、2社について多少知っている場合は、10年以上経った今読む意味は無かった。。 民主的オープンプラットフォームなGoogleと、彼らなりの完璧主義を目指して閉鎖的なAppleという構図は現在も変わっていない。 日本企業への提言の章にて彼らと競業する領域での自社開発を捨てるなみたいなことが書いてあるが、正解は資金力も桁違いな巨人には肩に乗ることだった。2022/01/08

seer78

6
AppleとGoogleという二大グローバルソフトウエア企業について、昨年半ばまでの緊張状態が器用にまとめられている。95年頃に顕著になったハードからソフトへの基本的価値観の転換についてけてないのが、今の日本の苦境の原因か。その状況をしっかり理解すれば、日本からでもグローバルに勝負していくことができる。そういう気持ちにさせてくれる本。社会を本気で変えるというグローバル企業の気概みたいなものが伝わってくる好著。2011/03/08

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