内容説明
自転車ブームが続いている。ダイエットのために乗る人、健康のために乗る人、ファッション感覚で乗る人、動機はさまざまだが、距離の長短にかかわらず自転車を甘く見ると交通事故につながりかねない。自転車には必要最低限の心得が求められるのだ。元祖・自転車ツーキニストとして知られる著者が、初心者以上マニア未満の自転車愛好家に向け、自転車乗りの作法を徹底指南。
目次
第1章 自転車通勤の作法(がに股をやめると自転車は楽になる;「拇指球で踏む」これがキモ ほか)
第2章 自転車生活の作法(ヘルメットをかぶって車道の左端を走るべし;違法駐車車両に注意してバックミラーで後方確認 ほか)
第3章 脱・ママチャリの作法(日本だけの奇妙なスタンダードから産み落とされたママチャリ;スピードも出ず長距離走もダメ ただ安いだけの、重たい“歩道専用車”それがママチャリ ほか)
第4章 対・自転車行政の作法(歩道内自転車レーンなんて「社会実験」は税金の無駄遣い;自転車を知りもしないお役人が自転車レーンを“退化”させている ほか)
第5章 自転車旅の作法(日本一周という“安全な冒険浪漫”いわゆる「ヒマネタ」の準定番を行く;ヒマさえあれば…お金なんてほとんど要らない ほか)
著者等紹介
疋田智[ヒキタサトシ]
1966年宮崎県生まれ。東京大学文学部卒。勤務先である東京・赤坂まで毎日自転車で通う「自転車ツーキニスト」。TBS社会部記者、『筑紫哲也NEW23』ディレクター、『ブロードキャスター』プロデューサーなどを経て、現在は情報制作局プロデューサー。NPO法人「自転車活用推進研究会」理事、学習院大学生涯学習センター非常勤講師として、都市交通における自転車の活用を提言する。メールマガジン『週刊自転車ツーキニスト』で2006年メルマガ・オブ・ザ・イヤー受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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