ソフトバンク新書<br> 自転車ツーキニストの作法

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ソフトバンク新書
自転車ツーキニストの作法

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  • サイズ 新書判/ページ数 275p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797358414
  • NDC分類 536.86
  • Cコード C0275

内容説明

自転車ブームが続いている。ダイエットのために乗る人、健康のために乗る人、ファッション感覚で乗る人、動機はさまざまだが、距離の長短にかかわらず自転車を甘く見ると交通事故につながりかねない。自転車には必要最低限の心得が求められるのだ。元祖・自転車ツーキニストとして知られる著者が、初心者以上マニア未満の自転車愛好家に向け、自転車乗りの作法を徹底指南。

目次

第1章 自転車通勤の作法(がに股をやめると自転車は楽になる;「拇指球で踏む」これがキモ ほか)
第2章 自転車生活の作法(ヘルメットをかぶって車道の左端を走るべし;違法駐車車両に注意してバックミラーで後方確認 ほか)
第3章 脱・ママチャリの作法(日本だけの奇妙なスタンダードから産み落とされたママチャリ;スピードも出ず長距離走もダメ ただ安いだけの、重たい“歩道専用車”それがママチャリ ほか)
第4章 対・自転車行政の作法(歩道内自転車レーンなんて「社会実験」は税金の無駄遣い;自転車を知りもしないお役人が自転車レーンを“退化”させている ほか)
第5章 自転車旅の作法(日本一周という“安全な冒険浪漫”いわゆる「ヒマネタ」の準定番を行く;ヒマさえあれば…お金なんてほとんど要らない ほか)

著者等紹介

疋田智[ヒキタサトシ]
1966年宮崎県生まれ。東京大学文学部卒。勤務先である東京・赤坂まで毎日自転車で通う「自転車ツーキニスト」。TBS社会部記者、『筑紫哲也NEW23』ディレクター、『ブロードキャスター』プロデューサーなどを経て、現在は情報制作局プロデューサー。NPO法人「自転車活用推進研究会」理事、学習院大学生涯学習センター非常勤講師として、都市交通における自転車の活用を提言する。メールマガジン『週刊自転車ツーキニスト』で2006年メルマガ・オブ・ザ・イヤー受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キク

60
4月から本社勤務で、自宅の練馬区から本社の中央区まで片道18km、往復36kmを自転車通勤している。法的な自転車のあるべき姿は「歩道ではなく車道を」「右側ではなく左側」を走るのが正解だけど、それを指導するお巡りさんの自転車が、正しく走ってるのを見たことがない。日本の自転車を取り巻く状況を象徴しているよな、、、。結局、政策決定権を持つエリート達が自動車にしか乗らないからなぁ。数十倍の経済規模を誇る自動車業界と上手く手を組むしかない気がする。トヨタとか賢いから、共存しかお互い生き残れないって気付いてくれそう。2022/08/22

ヒロユキ

34
日本の法律では自転車は車道の左側走行が原則として義務付けられている。しかし、日本国内を走っているほとんどの自転車…いわゆるママチャリは歩道走行に特化した「歩道専用自転車」。その想定速度は時速7㎞…与えられたスペックでは車道を走る他の車両との速度差に身の危険を感じるのは当然といえば当然なのであろう。…それはわかるが、せめて夜間の無灯火逆走はやめよう…ほんとに危ないからね。怪我をさせたくないし、したくもないからね。2014/06/09

姉勤

5
スポーツバイクに乗る人も乗らない人も一読の価値あり。 ブームとともに殖えた、無灯火、逆走、エゴイスト、歩車分離道、似非コメンテーターに対する指摘は納得。 現状、車道のシェア以前に常識のシェアが出来ていない。自転車交通を義務教育とするくらいじゃないと、無知の善意による歪みは進む一方だ。 文中の車道走行は警官が範を示せというのは全くの同意(パトロールが主目的だから、高速走行は職務不履行に成りそうだが)。加えて手信号、ヘルメット着用も率先すればなおいい。 全ては歩行者、ライダー、ドライバーの快適のために。2013/03/06

naka-m

4
多分言ってることは正しいのだろうが、あまりにもポジショントーク感が強いためイマイチ賛同出来ないというか、もっと色んな立場の意見に耳を傾けたくなる本。2010/12/14

Tomonori Yonezawa

3
unlimited▼2010.10.25 初版1刷(2015.11.1 電子1版)▼全5章、🚴‍♂️通勤の作法、🚴‍♂️生活の〜、脱ママチャリ、対・🚲行政の〜、🚴‍♂️旅の〜。▼「作法」との言葉が以前から気になっていた。アンリミ対象になったので、借りたらイメージとは違った本だった。▼これは出版当時のコラム集で、今の🚲雑誌の著者コラムと内容がぼぼ変わらない。それは自転車を取り巻く社会が変わってない😩からだが、自転車活用推進法で好転の兆しがあるので、最近のものを読んだ方がいい。2021/12/29

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