内容説明
サッカー・スペイン代表選手の多くは、実は日本人と同じくらい小柄だった!「世界との体格差」を抱えながらも、2008年にヨーロッパ王者に輝き、2009年には国際Aマッチ35戦無敗という前人未踏の大記録を打ち立て、今や「世界最強」の強さを誇るスペインサッカーの中にこそ、「日本が世界で勝つためのヒント」はある。FCバルセロナスクールの現役日本人コーチが、“小さな巨人”の強さの秘密を探り、日本サッカーの強化策を提言する。
目次
第1章 スペインはなぜユーロ2008を制することができたのか(体格差を補う戦術と弱点を補う精神構造;スペイン代表の躍進を促す国内サッカー事情)
第2章 強く美しいサッカーの源流・FCバルセロナの世界観(ヨーロッパ王座奪還の舞台裏;育成現場にあるスペインサッカーの秘密)
第3章 リフティングはうまいが、サッカーが下手な日本人(日本のサッカー;サッカーの本質)
第4章 日本サッカーが世界で勝つためのヒント(未来へのヒント;サッカーの本質を探る)
著者等紹介
村松尚登[ムラマツナオト]
1973年生まれ、千葉県出身。千葉県立八千代高校、筑波大学体育専門学群卒業。同大サッカー部OB。1996年、日本サッカーが強くなるためのヒントを求めてスペインに渡る。その後、バルセロナを拠点に8クラブのユース年代以下の指導に携わり、2004年10月にはスペインサッカー協会が発行する上級コーチングライセンスを取得した。2005年、スペインサッカー協会主催の「テクニカルディレクター養成コース」を受講(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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