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沖縄力の時代

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  • サイズ 新書判/ページ数 236p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797350906
  • NDC分類 302.199
  • Cコード C0295

内容説明

本土復帰前の沖縄に移り住んで40年、元新聞記者がつづる沖縄論。米軍基地をはじめ、失業率の高さ、県民所得の低さなど問題が多い沖縄だが、ここには大きな魅力とパワーがある。特に、この十数年の間の日本の社会の混迷、国全体を覆う閉塞感に対して、スローテンポで進む沖縄の社会や助け合う生き方は、大きな示唆を与えるのではないか。本書では、沖縄の可能性、その歴史や伝統、文化から政治経済までの領域を、沖縄とともに歩んだ40年の経験から描ききる。

目次

第1章 ウチナーンチュとヤマトゥンチュ(ウチナーンチュの情念が込められた呼び方;「君はマンチャーか」 ほか)
第2章 アメリカ世からヤマトゥぬ世(歌がわが心を代弁してくれた;日本ではなくなった沖縄 ほか)
第3章 怒りのマグマと経済のジレンマ(また米兵による少女暴行事件;歯止めがかからない米兵絡みの事件、事故 ほか)
第4章 リゾート開発で狙われる夢の島(瀬底島のビーチにリゾートホテル計画;親会社が破綻して建設工事は一時中断 ほか)
第5章 南に輝く不思議島(注目される沖縄と注目されない沖縄;歌謡曲の「北」志向はもう古い ほか)

著者等紹介

野里洋[ノザトヨウ]
1942年石川県金沢市生まれ。法政大学法学部卒業。67年、琉球新報社入社。東京総局(現・東京支社)勤務後、69年に米軍統治下の沖縄の本社(那覇)へ転属。政経部、社会部、文化部記者。文化部長、社会部長、編集局次長、東京支社長、取締役論説委員長、常務、専務を歴任後、2006年6月に退社。現在は沖縄国際大学法学部の非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やまもとゆいこ

1
沖縄は大好き!でもどうして「基地沖縄」について考えることから逃げるの?ゆいこ!ダメでしょ!って思わされました。たくさん癒しをくれる沖縄のこと、もっとちゃんと知りたいし守れるような知識をつけるべきだと思った。この本はちょっといちいち細かい説明多かったけど、他にも沖縄の歴史・基地問題に関する書籍を読んでいきたい。 ニューカレドニアのところも勉強になった...!2022/12/14

Jun Mishi san

0
沖縄のニュースを目にするときに、沖縄のことをもっと知っておきたいと思って購入2017/10/07

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