内容説明
「ものづくり」の基礎となる機械工学を学ぶことにより、ヒトは初めて「何らかのエネルギーの供給を受けて動く、かたちのあるモノ」(たとえばロボットなど)をつくれるようになる。本書では「材料」「流体」「熱」「機構」「制御」「工作」などの視点から、機械工学を基礎からわかりやすく解説する。
目次
第1章 丈夫なキカイをつくるには
第2章 キカイを動かすメカニズム
第3章 上手にキカイをつくるには
第4章 キカイをつくる材料のいろいろ
第5章 水や空気に囲まれたキカイ
第6章 熱の力で動かすキカイ
第7章 センサとアクチュエータで動くキカイ
第8章 キカイを上手にコントロール
著者等紹介
門田和雄[カドタカズオ]
1968年生まれ。東京学芸大学大学院教育学研究科技術教育専攻修士課程修了。現在、東京工業大学附属科学技術高等学校機械システム分野教諭。機械技術教育の実践と研究を活動の柱として、機械やロボットに関するさまざまな教育研究活動に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kishikan
10
予備知識を少し持っていれば、とても分かりやすい。ものづくりを知るためにはうってつけの書。2012/04/01
me
7
機械っておもしろいってなりました2022/09/22
ちぃ
5
本書は2014年に購入された新書だと考えられる。2024/03/08
オザマチ
5
イラストのおかげでわかりやすい。モーターやセンサを利用したいわゆるメカトロニクスについてもふれています。2014/02/18
いきもの
4
さっくり機械工学。広く浅く紹介した感じの本。材料工学とか流体力学、熱力学とかも出てくる。最後のほうはちょっと微積分が出てきたりするのでちょっとわかりにくかった。2015/02/26