内容説明
オーディオの醍醐味とは、ミュージシャンやエンジニアたちが奏でた、まさにその瞬間のリアルなサウンドに近づくことにあります。その感動を追体験するための道具が、スピーカー、アンプ、プレーヤーといったオーディオ機器なのです。では、これらをどういう基準で選べばいいのか、どのように使いこなすのか。暗中模索のオーディオ道を一気に切り開く、どこまでも実用的で、生きた教養。“初心者以上マニア未満”に送る麻倉流「オーディオの作法」。
目次
序章 オーディオとは
第1章 オーディオの基礎知識
第2章 スピーカーの作法
第3章 プレーヤーの作法
第4章 電源の作法
第5章 オーディオルームの作法
第6章 サラウンドの作法
第7章 ディスクの作法
著者等紹介
麻倉怜士[アサクラレイジ]
1950年生まれ。横浜市立大学卒業後、日本経済新聞社などを経て、オーディオ・ビジュアル評論家として独立。新聞、雑誌、インターネットなどで多くの連載を持つほか、テレビ出演も多数。日本画質学会副会長。津田塾大学講師(音楽学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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月讀命
52
ステレオアンプとスピーカーは、もう30年以上も愛用している。木製のアナログプレーヤーは35年位で健在だ。壊れかけたオープンリールテープデッキも1970年代のシロモノ。CDプレーヤーは、まだ新しく5年位ですが、最近のピキャピキャ、シャラシャラの音と違って、昔の音はヅシン、ホワンとしてイイですね。耐用年数を悠に超えており、時々調子が悪いので、直し直し、騙し騙し使っているが、この本と、長岡鉄男さんの傷んだ本は、マイ・オーディオの処方箋です。但し、一寸、マニアックで嘘っぽい内容も多々あるのが・・・・・・・ですが。2010/05/30
Nakata
2
僕には、敷居が高いです。CD2度かけで音質が良くなる、(但し3度かけはダメ)試してみましたが、違いがいまいちわかりませんでした。スピーカーやCDプレーヤーの下に布を敷く。振動を抑えるということなんだろ。これはまだわかる。部屋はあえて片付けてない。そこまでするか!って、なった。CDの裏をハンドソープで洗う。もうついていけません。2012/10/28
トッシー
2
学生時代に購入したオーディオセット(当時で20万くらい)をいまだに愛用している。が、最近もっといい音で聴きたいという欲望が湧き、買替えをしようかと迷っていた。そんな時古本屋でたまたま出会った本がこれだ。早速、著者のノウハウ・作法に従って日々少しずつ改善してみる。これがなかなか面白い。新たにかけた費用3,100円(本が100円)で見違えるほど音のメリハリがよくなった(以前のセッティングがダメダメだったせいもあるが・・)。今も改善中ですが、癒し系のBGMとアロマで心のリセットに活躍中です。2011/05/14
イカクジラ
2
最低でも30万クラスじゃあハナからお呼びじゃないわな。面白かったけど。宝くじが当たったら読み返すか。2009/02/23
IshiToo
1
オーディオとは「表現者が音楽を生み出した、まさにその瞬間に居合わせたかのような感動を追体験するもの...。」観念的な内容から具体的なものまで、まさに基本のお作法を学べます。2014/03/23