• ポイントキャンペーン

エネルギー危機からの脱出―最新データと成功事例で探る“幸せ最大、エネルギー最小”社会への戦略

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784797347197
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C0030

内容説明

未曾有の石油ショックが始まろうとしています。電気代は数倍になり、倒産、食料品の高騰、日用品の価格上昇など、わたしたちの生活に深刻な影響が起こります。この原因をつきつめれば、「有限な地球で、幾何級数的な経済成長を行うこと」に行き当たります。はたして、年率3%の経済成長は、本当にわたしたちを幸せにしたのでしょうか?そろそろ、「物質的な豊かさ」と「幸せ」を切り離していいのではないでしょうか?エネルギー危機は幸せへの最大のチャンス。本当に幸せな社会を創るために、国、企業、そして一人ひとりができることを、いま考えましょう。いまなら、決して遅くはないのですから…。

目次

Introduction 未曾有の石油ショックがやってくる!
1 エネルギーの現状と見通し
2 エネルギー問題の構造
3 問題解決への道すじを描くために
4 世界の成功事例
5 国や自治体がすべきこと
6 企業がすべきこと
7 私たち一人ひとりがすべきこと

著者等紹介

枝廣淳子[エダヒロジュンコ]
環境ジャーナリスト、翻訳家、(有)イーズ代表、(有)チェンジ・エージェント会長、NGOジャパン・フォー・サステナビリティ(JFS)共同代表、福田総理の「地球温暖化問題に関する懇談会」メンバー、21世紀環境立国戦略特別部会委員、東京大学人工物工学研究センター客員研究員、環境省「地球温暖化に係る政策支援と普及啓発のための気候変動シナリオに関する総合的研究」アドバイザー。東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。環境問題に関する講演、執筆、翻訳等の活動を通じて「伝えること、つなげること」でうねりを広げつつ、行動変容と広げるしくみづくりを研究。地球環境の現状や世界・日本各地の新しい動き、環境問題に関する考え方や知見を環境メールニュースで広く提供している。環境を軸にしたマルチキャリアの展開が評価され、日経ウーマンの『ウーマン・オブ・ザ・イヤー2004キャリアクリエイト部門』を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さかな

0
エネルギーは早かれ遅かれ枯渇する、というお話に加え、印象に残ったのは、構造を見るための「氷山モデル」。表層から、出来事、傾向、構造、思い込みや価値観の順に深層へと向かう。出来事→ワイドショーなどで取り上げられてるイメージ。そのときのこと。傾向→ここ数年の出来事の頻度やパターンで、ちょっと長めの期間での観察。構造→政策など。構造の深層に思い込みや価値観が挙げられる点が興味深く、多くの人々の考え方は、構造をも動かす力があるということか。2017/05/15

アンゴ

0
2008年発行 「省エネ」から「少エネ」へ 今のまま成長をする将来はあり得ない。価値の転換を図り次世代のための幸福の追求を訴える。 1章から4章はインタビュー。 1章から3章は、他へ再適用が求められる考え方をエネルギーにあてはめて判りやすく解説している。2012/01/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1348245
  • ご注意事項