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サイバージャーナリズム論―「それから」のマスメディア

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  • サイズ 新書判/ページ数 279p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797342406
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0236

内容説明

ネットが新聞やテレビを「殺し」、既存のビジネスが破壊され、「グーグル・アマゾン化」してしまった世界において、「それから」のメディアはどのように変貌していくことになるのだろうか?対話型メディア、コンテンツ本位制、検索エンジンの可能性、集合知成立の条件など、さまざまな論点を掲げ、新旧世代の論客が、それぞれの切り口でジャーナリズムの明日を語り尽くす。

目次

第1章 新聞ビジネス崩壊の予兆―「電子」がもたらす「紙」新聞の衰退
第2章 「プロの記事」はブログより価値があるか?―九・一一の草の根ジャーナリズム
第3章 テレビ局をめぐる大いなる幻想―「ネットと放送の融合」の語られざる核心
第4章 グーグルにあらずんば情報にあらず―WWWを駆け巡る検索エンジン
第5章 ウェブがもたらす「偏向」と「格差」―「ハブ」と「べき法則」のリテラシー
第6章 メディアとはコミュニティーである―マイスペース、ユーチューブ、そしてセカンドライフ
第7章 誰もがジャーナリストになれる?―ジャーナリズムの進化論的変革を語る
第8章 「ネット」はいいこと尽くめではない―サイバージャーナリズムの虚実
第9章 「知」の共同体とジャーナリズムの「それから」―公文俊平氏との対話

著者等紹介

歌川令三[ウタガワレイゾウ]
東京財団理事。多摩大学客員教授。1934年生まれ。元毎日新聞記者。ワシントン特派員、経済部長、取締役編集局長などをへて退社。中曾根康弘元首相の呼びかけで世界平和研究所設立に参加し、主席研究員

湯川鶴章[ユカワツルアキ]
時事通信編集委員。1958年生まれ。シリコンバレー黎明期からIT専門記者として活躍

佐々木俊尚[ササキトシナオ]
ジャーナリスト。1961年生まれ。毎日新聞社会部記者、『月刊アスキー』編集部などをへてフリーに

森健[モリケン]
ジャーナリスト。1968年生まれ。科学技術、経済、教育分野を中心に執筆

スポンタ中村[スポンタナカムラ]
個人ブロガー。1959年生まれ。本職は映像ディレクター。現在、テレビ制作会社取締役。2005年よりライブドアのパブリックジャーナリストとして活躍し、ネット上での言論活動を精力的に展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ken

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専門用語が多いがこの手の話が好きだとおもしろい。業界ブログの延長として読める。2010/04/09

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