サイエンス・アイ新書
サイエンス夜話―不思議な科学の世界を語り明かす

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 286p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797339215
  • NDC分類 404
  • Cコード C0240

内容説明

文系は、なぜ科学理論や物理が理解できないのか?相対性理論、究極理論、最小作用の原理、宇宙の格好、超ひも理論、核融合、クオリア、次元の不思議まで、さまざまな疑問を酒の肴に語り明かしていく夜。科学・物理理論を、文系・理工系初心者の視点と明快なストーリー展開で解き明かした画期的な一冊!科学・物理の第一歩は、この夜、開かれる。

目次

第1夜 酒の肴にカガク!?ナイト・サイエンスの世界にようこそ(科学には昼の顔と夜の顔がある!;森羅万象を作る部品=素粒子 ほか)
第2夜 今日の肴は相対性理論!迷路のような物理の世界をひも解く(物理的には重力と加速度は区別がつかない;地底人は無重力で浮いてしまう! ほか)
第3夜 世の中は基本的にシンプル!本質探しの夜(自然界は基本的にシンプルにできあがっている;フェルマーの定理も最小原理から ほか)
第4夜 ガリレオの実験から宇宙の進化論、エネルギーまで、疑問はまだ尽きぬ!(ガリレオはピサの斜塔で実験をしなかった;ガリレオは空気を無視したがスカイダイビングには必要 ほか)
第5夜 語り明かしてついに五夜!そしてナイト・サイエンスの夜は明ける(溶鉱炉のように高温だった電磁波の温度が現在は-270℃;究極のクリーンエネルギーは水素の核融合 ほか)

著者等紹介

竹内薫[タケウチカオル]
1960年東京生まれ。東京大学教養学部教養学科・同理学部物理学科卒業。サイエンスライター。執筆だけでなく、キャスターから講演まで精力的に展開中

原田章夫[ハラダアキオ]
1946年神奈川生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。コピーライター。広告会社のクリエイティブ及び調査部門に長年勤務。広告制作から市場調査まで幅広く手がける。現在、(株)データ・サクセス勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

@奴子の読書~選定中~(BB“)

2
即決して買ったほど気に入った本。理系・文系かそんな枠を超えて融合した錯覚を覚えた。飲み屋で話すというシチュエーションもほのぼのして楽しい。こんな風に誰かに科学の話ができたらと憧れている。2016/09/16

ラーテル

1
おじさん(編集長)がおまけについてくるが、面白い本というのが正直な感想だ。 ひとつひとつの話が面白く、物理の知識がさほどなくても楽しめるものだった。ただ、編集長がお話にかまない傍観者ポジションにも関わらず、進行や補足をしてくれるけでもなくただただ邪魔なおっさんだった。 数式を詩にたとえるところや、藪の中を相対性理論に例えるところはおもしろい。文系が楽しめる内容でもあった。 3話あたりから引き込まれて一気に読んだ。2015/12/07

とこやき

0
物理の基礎を生の対話+筆者のつっこみで解説する本。生物系の自分にとっては結構新鮮な話が多くてためになる内容であった。時々書かれる筆者の小言がテンポよくて中々飽きないように仕上がっていた。

ふーた

0
誤字のようなものがところどころあった気がします。【人間原理】が印象的。2014/07/18

Ryotaro Tsunekawa

0
親戚に竹内さんがいたら楽しいだろうなあ。科学って愉しくって面白くってオカシイものだって、知ってるつもりなんだけど人に伝えるのも難しいんだよな。甥っ子姪っ子に、自分が科学の愉しさを伝える役割が出来ないもんかと本気で思ってみた。2013/10/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9087
  • ご注意事項