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ソフトバンク新書
なぜ株式投資はもうからないのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797338867
  • NDC分類 338.155
  • Cコード C0234

内容説明

「貯蓄から投資へ」の大合唱が響き渡るなか、現在の株式投資の構造や問題点を鮮やかに暴き出す!機関投資家と個人投資家の違い、証券会社の実態、新興市場の欠点、そしてWeb2.0時代を迎えた株式市場について論じ抜く。資産形成と株式投資を考えるうえで最適の内容となっている。

目次

第1章 そもそも株式投資とは何か(株やってる?;株式投資に充てられる資産はアメリカ人でも個人金融資産の3割 ほか)
第2章 株式投資の理想と現実、そしてワナ(金持ち優位の世界;どの世界にも上客は存在する ほか)
第3章 機関投資家と証券会社の生態を知る(投資家の種別;一般投資家も絶対リターンを目指す ほか)
第4章 日本の新興市場における問題点(祭りが起きやすい新興市場;儲かれば何でもありの証券会社と取引所 ほか)
第5章 今後の株式投資を考える(次世代の株式市場を展望する;参加者同士が有機的に結びついている世界:インターネットと株式市場 ほか)

著者等紹介

保田隆明[ホウダタカアキ]
1974年生まれ。早稲田大学商学部卒業。リーマン・ブラザーズ証券、UBS証券にて1998年から2004年までM&A、資金調達アドバイザリー業務を手がける。2005年にはみずから起業したSNS会社をM&Aにより売却後、ネットエイジキャピタル執行役員としてベンチャー投資を行う。2006年からはワクワク経済研究所代表。テレビ、新聞、雑誌などで経済コメンテーターとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

C-biscuit

10
本棚整理で、再読。以前から内容は知っているはずであるが、懲りていないw。本の内容の基本は個人投資家がプロの投資家を相手に戦うことの大変さを、株式の仕組みや過去の出来事を交えながら説明している。古い話ではあるが、ライブドアの問題なども解説されており、当時ライブドア株を持っていた人がどのようになったのかがよくわかる内容もある。今時のネット証券全盛ではない時期に書いてある本なので、この本では、いろいろな予想が書かれており、そのあたりの答え合わせも面白い。IPO株についても良く書かれており、今の陰りもよくわかる。2015/12/30

Humbaba

7
本当に儲かる情報というのは,上客にのみ伝えられる.一般の人間がそこに入り込むことなど不可能であり,そもそも違う立場での戦いを強いられている.株式投資を行う上では,そのような不利があることを承知しておく必要がある.2012/03/04

Humbaba

6
投資会社は多くの利益をもたらしてくれる相手を優遇する。そのため、個人投資家が劣位に置かれることは避けられない。さらに機関投資家と比べれば費やせる時間も、取引の規模も比べ物にならない。そのため大儲けしようと思っても、よほどの幸運に恵まれない限りは負けることになる。2016/03/23

tetsu

1
10年以上前に書かれた本ではあるが、割と今でも参考になる話ばかり。株式市場に変化がないのか、著者の先見の明が優れているのか。そこはどちらでもいいが、結果的に10年経っても参考になることは間違いない。しかし、その参考にしたことを活かせないのもまた株というものであろう。2019/06/10

ottohseijin

1
どこかで聞いたような話が多かったんですが。ライブドアショックのときの証券会社の対応を思い出させてくれたのには感謝。2008/08/28

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