• ポイントキャンペーン

ソフトバンク新書
ライトノベル「超」入門

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 293p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797333381
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0295

内容説明

次々と新レーベルが創刊され、中高生をメイン・ターゲットに勢いを増している「ライトノベル」、通称ラノベ。人気作家が、ラノベのルーツ、楽しみ方、今後の展望などを徹底解説。初めて読むかたから、もっとラノベを知りたいかたまで幅広く網羅した本格ガイドブック。「代表的ライトノベル内容紹介」「キャラ類型解説」「人気キャラクター紹介」「ライトノベル関連年表」付。

目次

第1章 ライトノベルは、どんな小説なのか?(パソコン通信が命名した小説形式;「ライトノベル」が生まれるまで ほか)
第2章 ライトノベルを読んでみよう(一九九〇年=ライトノベル元年;最初に押さえたい名作 ほか)
第3章 「ライトノベルという手法」を考える(ライトノベルは「手法」である;ライトノベルと源氏物語の相似 ほか)
第4章 ライトノベルのウソ、ホント(ライトノベルは本当に会話ばかりなのか?;ライトノベルは本当に流行っているのか? ほか)
第5章 ライトノベルはどこにいくのか?(小説を(単に)面白がる、ということ
「本を読まなくてはならない/読むべきだ」という心性の妥当性 ほか)

著者等紹介

新城カズマ[シンジョウカズマ]
柳川房彦名義で、ネットワーク・ゲーム制作や書籍企画などを行う有限会社「エルスウェア」代表取締役を務める。『ライトノベル完全読本』(日経BP社)の企画・編集などにも携わる。新城カズマ名義で、数多くのSF小説、ライトノベル小説を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

94
ライトノベルの歴史がよくわかった。歴史的には児童書と大衆小説の間を通って現代の世に出来たものだなと思った。2014/01/06

緋莢

20
2006年刊行。編集者に「ライトノベルって、ようするになんなんですか?」と問われ、現役で書いている著者は、自分の考えや経験談をまとめて喋ったのを「それ、新書にしてみません?」という経緯から、この本が誕生したそうです。「はじめに」で書かれていますが、面白いライトノベル作品や作家ライトノベルの書き方本では無いです(そういうのを求めている人には、こういう本がオススメです、と紹介があります)名前の由来から始まるのですが(続く2023/12/13

白パラガス

19
読メのレビューでもたびたび見かける「ラノベっぽい」という言葉。普段あまりライトノベルを読まない私には,その意味がよく分からなかった。本書は2006年に出版されたライトノベル文学史の入門書。「ライトノベル」という言葉が生まれてから,現在(2006年)までのラノベ文化の発展が,ラノベ作家である著者の独断と偏見で語られている。たいして役立つ知識が得られるわけでもない,「ただ面白いだけ」のライトノベルがどうして人気を集めているのか。「ラノベは得るものがないから読まない」という方にこそ,一読していただきたい本です。2018/03/25

しずく

13
卒論で扱うため、急ぎで読んだのですが…なるほど、説明し難くて悩んでいた部分がするすると解けました。ためにならなければいけない読書の話のくだりはぜひ、私がアンケートした結果の頭が固かった方共にお知らせしたい。ライトノベルは楽しめればいいんです。誰だよ、ライトノベルを子供に読ませるのは反対とか言った人‼︎でも案外、私も使った話の切り口や結論は違っていなくて安心しました。その他にも新しい発見があったし、読んで良かった。けどまぁ、こういう本を読んだ方がいい人こそこういう本を手に取らないのでしょう。人に勧めたい本。2014/08/09

障子

7
ゼロジャンル小説とやらをもっと具体的に知りたかった。キャラ類型解説のツインテールの欄は面白い。2010/09/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/557012
  • ご注意事項