内容説明
世界的な規模で急速に進行する社会の高齢化は、わたしたちに何をもたらすのか?そして、わたしたちは、この現象にいかに立ち向かうべきか?ドイツ国内で爆発的反響を呼び、激しい論争を巻き起こした衝撃の書。
目次
第1部 世界がなぜ老いるのか(世代の到着時間と出発時間;世界とくらべたドイツ;文化の戦争;世代の戦争)
第2部 陰謀(若さ崇拝の終わり;若さ、美容、生殖 ほか)
第3部 使命(反乱のなかのハリウッド;児童書、ジョーク、お祝いカード;言葉が禁治産者をつくる;老いることに罪悪感すら抱くのはなぜか;頭をめぐる闘争;老人の助言んい耳が貸されたのはなぜか)
第4部 新しく自分を決めなおす(わたしたちのあとで;陰謀の共犯者たち)
著者等紹介
シルマッハー,フランク[シルマッハー,フランク]
1959年生まれ。ハイデルベルク大学、ケンブリッジ大学に学ぶ。哲学博士。1994年より『フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイツング』紙の共同編集者。著書多数
佐藤正明[サトウマサアキ]
1975年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程(ドイツ文学専攻)。ベルリン・フンボルト大学文化学科の博士課程に留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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