出版社内容情報
ウィルスはどうして広がったのか? ウィルス対策ソフトはどう選ぶ? コンピュータウィルスの技術情報だけではなく、人間の心理をめぐるエピソードも網羅。有害ソフトウェアの技術的・心理的メカニズムを理解し、有効な対策を選択する。
内容説明
本書では、実際のウイルスやワームを多く紹介し、感染する原因は何なのか、感染するとどういったことが起こるのかを解説していく。さらに、それらの脅威から身を守るために、付け焼き刃的なものではなく、根本的な対策を紹介していく。
目次
第1部 ウイルスの仕組み(従来のウイルス;進化するウイルス)
第2部 ウイルス対策(ウイルス対策ソフト;クライアント対策;サーバー対策;感染後の対応)
著者等紹介
三輪信雄[ミワノブオ]
株式会社ラックコンピュータセキュリティ研究所所長。総務省統一研修講師、警察大学校講師などを歴任。現在BUGTRAQ‐JP MLモデレータ、そのほかに政府関連セキュリティプロジェクトに参加
一瀬小夜[イチノセサヨ]
株式会社ラックセキュアネットサービス事業本部所属。株式会社ラックへ入社後、コンピュータセキュリティ研究所を経て、現在セキュアネットサービス事業本部にて、不正アクセス対策の研究を行っている
星沢裕二[ホシザワユウジ]
1998年に株式会社シマンテックに入社。Symantec Security Responseの日本担当マネージャとして、ウイルスの解析、ウイルス定義ファイルの作成、日本が発生源とされる脅威の調査などの研究・開発を担当する。日本におけるウイルス研究の第一人者としての地位を確立し、コンピュータのセキュリティに関して多くのIT関連出版物に寄稿している。また、Virus BulletinやEICARなどの国際会議でセキュリティ問題に関する研究発表も行っている。「Association of AntiVirus Asia Researchers(AVAR)」の会員であり、日本における数少ないウイルス研究者の一人である
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