内容説明
最低賃金と社会保障・税の制度論。英仏の最低賃金と社会保障・税制度の考察を踏まえて、日本における最低賃金制度の役割と課題を明らかにする。
目次
第1章 序論(問題の所在;検討方法 ほか)
第2章 日本(現行制度に至るまでの最低賃金規制;最低賃金法の成立から平成19年改正までの展開 ほか)
第3章 イギリス(現行制度に至るまでの最低賃金規制;全国最低賃金制度 ほか)
第4章 フランス(現行制度に至るまでの最低賃金規制;全職域成長最低賃金(SMIC)制度 ほか)
第5章 総括(イギリス;フランス ほか)
著者等紹介
神吉知郁子[カンキチカコ]
2003年東京大学法学部卒業。2005年東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。2008年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学グローバルCOEプログラム特任研究員・博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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