内容説明
まったくの無名だったアジア人が、どのようにして世界的名門マンチェスター・ユナイテッドで活躍するに至ったのか。誰もが一度は直面する人生の壁。それをチャンスに変え、成功へ導くための方法がここに。
目次
第１章 試練に立たされたとき、希望を見出す方法（二〇〇八年五月、自分を捨てる決意；「見える幽霊」と呼ばれて ほか）
第２章 あきらめずに、夢に向かって突き進む方法（ゴールポストは動かない；ギグスに学んだ、傷つかない方法 ほか）
第３章 つまずいたとき、自分を信じる方法（なぜここまで来たのか、自分に問う；「最高」よりも「唯一」を目指せ ほか）
第４章 プレッシャーのなかで、勝利を掴む方法（二つの顔のパク・チソン；一人だけシフトしても世の中は変わらない ほか）
著者等紹介
パクチソン［パクチソン］
イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド所属のサッカープレーヤー。韓国代表キャプテン。“２つの心臓を持つ男”、“酸素タンク”のニックネームで親しまれ、無尽の体力、自己犠牲を厭わないチームプレー、シンプルなボールタッチとスペースを利用する頭脳プレーなどが持ち味。１９８１年、ソウル生まれ。小学校４年生からボールを蹴り始め、スーウォン工業高校を経て、ミョンチ大に進学。技術は認められていたものの体格に恵まれず、ユース年代では大きな注目を浴びずに育つ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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再び読書
30
パク・チソンの人柄がよくわかる著作。努力をおこたらす、ただひたすらチームの為に奔走する、これが、彼の描くキャプテンシーでは無いのは理解出来たが、日本人的には良く理解出来るキャプテンシーだと思います。背中でチームを引っ張るキャプテンも必要だと思います。チーム自体の成熟度で、強烈なドゥンガの様なキャプテンが必要ですが、ある意味個性を纏める形でも良いと思います。優れたアスリートの共通する項目である謙虚で、努力を惜しまない姿勢が感じられる。韓国サッカー選手の海外への発展者として興味深い。カズの大きさも感じた。2016/07/27
lop
2
内容のほとんどがヨーロッパ、特にマンチェスターユナイテッドでの話で面白かった。どういう思いでプレイしていたかや、彼から見た選手たち、それに一番興味のあったプライベートや軽口を言い合うマンUの選手たちが書かれていて面白かったー。普通にギグスやスコールズといった選手たちとの話はよかった！！2014/01/15
reddevil
2
「私のパクチソンを売らないで」 オールドトラッフォードで流れるチャントのひとつで 現時点でもっとも成功したアジア人プレイヤー パクチソンがどれだけ愛されてるかを物語る歌 日本人はこの高みにまで行けるのだろうか？ 2011/06/01
ご〜ちゃん
2
どうしてパク・チソンが成功しているのか？一端を知ることができた。謙虚。真面目。自分の強さを知り、そこを磨いているところ。自分の期待されているところを知っているところ。過去に学んでいるところ。マンチェスター・ユナイテッドで、もっともっとがんばってもらいたい。2010/11/09
HIRO
1
韓国の大学、Ｋリーグにも全く相手にされず唯一京都だけが彼に注目したことにまず、スカウトの凄さを感じます。そのチャンスを生かしてＷＣベスト４、オランダ、マンＵへの移籍と突き進む物語は大変面白かった。スポーツにナショナリズムは禁物だと思います。2015/04/08
