出版社内容情報
©2004, Marjane Satrapi & L'Association
『ペルセポリス』のマルジャン・サトラピ最新作!
2005年アングレーム国際漫画祭最優秀作品賞
イランの伝統弦楽器タールの奏者として活躍していたナーセル・アリは
なによりも大切にしていたタールを妻に壊され、生きる望みを失った。
死を決意してから8日後の彼の死まで、ナーセル・アリの最期の日々が始まる。
はたしてタールの音色に秘められた想いとは……?
『ペルセポリス』で激動のイラン現代史とともに自らの半生を描き切ったマルジャン・サトラピが、
1958年のテヘランを舞台に綴る、可笑しくも、やがて哀しき人生の物語。
【著者紹介】
著者
マルジャン・サトラピ Marjane Satrapi
1969年、イランのラシュト生まれ。テヘランのフランス語学校で学び、14歳の時に亡命。ウィーンを経て、ストラスブールでイラストレーションを学ぶ。その後、「ニューヨーカー」や「ニューヨーク・タイムズ」などでイラストレーターとして活躍し、2000年に発表した自伝的コミック『ペルセポリス』(邦訳・バジリコ)が30カ国語に翻訳される世界的ベストセラーとなる。同作を原作としたアニメーション映画はカンヌ映画祭で部門賞を獲得。2005年には本作『鶏のプラム煮』がアングレーム国際漫画祭にて最優秀作品賞を受賞した。現在、パリ在住。
訳者
渋谷豊 Yutaka Shibuya
1968年生まれ。早稲田大学第一文学部フランス文学専修卒業。パリ第四大学文学博士。信州大学人文学部准教授。エマニュエル・ボーヴ著『ぼくのともだち』、『きみのいもうと』の翻訳で第13回日仏翻訳文学賞を受賞。その他の訳書に、エマニュエル・ボーヴ著『のけ者』、フランソワ・ヴェイエルガンス著『母の家で過ごした三日間』がある(いずれも白水社)。
内容説明
イランの伝統弦楽器タールの奏者として活躍していたナーセル・アリはなによりも大切にしていたタールを妻に壊され、生きる望みを失った。死を決意してから8日後の彼の死まで、ナーセル・アリの最期の日々が始まる。はたしてタールの音色に秘められた想いとは…?『ペルセポリス』で激動のイラン現代史とともに自らの半生を描き切ったマルジャン・サトラピが、1958年のテヘランを舞台に綴る、可笑しくも、やがて哀しき人生の物語。2005年度アングレーム国際漫画祭最優秀作品賞。
著者等紹介
サトラピ,マルジャン[サトラピ,マルジャン][Satrapi,Marjane]
1969年、イランのラシュト生まれ。テヘランのフランス語学校で学び、14歳の時に亡命。ウィーンを経て、ストラスブールでイラストレーションを学ぶ。その後、「ニューヨーカー」や「ニューヨーク・タイムズ」などでイラストレーターとして活躍し、2000年に発表した自伝的コミック『ペルセポリス』(邦訳・バジリコ)が30ヶ国語に翻訳される世界的ベストセラーとなる。同作を原作としたアニメーション映画はカンヌ映画祭で部門賞を獲得。2005年には『鶏のプラム煮』がアングレーム国際漫画祭にて最優秀作品賞を受賞した
渋谷豊[シブヤユタカ]
1968年生まれ。早稲田大学第一文学部フランス文学専修卒業。パリ第四大学文学博士。信州大学人文学部准教授。エマニュエル・ボーヴ著『ぼくのともだち』、『きみのいもうと』の翻訳で第13回日仏翻訳文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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