アクティヴ・インタビュー―相互行為としての社会調査

個数:

アクティヴ・インタビュー―相互行為としての社会調査

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月24日 09時24分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784796702584
  • NDC分類 361.9
  • Cコード C1036

内容説明

インタビューとは何だろうか?これまではインタビュアーだけに焦点がおかれ、回答者から信頼性と妥当性をもった情報を引き出すことだけが問題にされてきた。本書、『アクティヴ・インタビュー』は、インタビュアーだけでなく、回答者自身もインタビューというアクティヴな相互行為に参加しており、両方とも「ナラティヴ=物語」の協同制作者であることを明らかにする。社会構築主義的なインタビュー論として、理論的な問題をカバーするだけでなく社会調査の実践に最適な入門書。

目次

1 はじめに
2 アクティヴ・インタビューを遠近法的に考える
3 回答者の適性の割り当てと回答者の選択
4 語りのリソース
5 アクティヴなインタビュアー
6 インタビュー内部での意味構築
7 多声性と多元的回答者
8 インタビュー手続きの再考

著者等紹介

山田富秋[ヤマダトミアキ]
1955年生まれ。京都精華大学人文学部教員。博士(文学)。社会学、エスノメソロジー専攻。現在、健康とケアをフィールドとしたアクティヴ・インタビューの実践を目指している

兼子一[カネコハジメ]
1968年生まれ。龍谷大学短期大学部講師(非常勤)。社会学専攻。研究領域は、社会学理論、エスノメソドロジー、宗教社会学、文化社会学、質的調査法への情報技術の応用。現在、「宗教」的行動を軸に情報技術が人々の社会生活に与える影響を研究している

倉石一郎[クライシイチロウ]
1970年生まれ。東京外国語大学外国語学部助教授。博士(人間・環境学)。教育社会学、差別・マイノリティ研究。現在、1950年代にまでさかのぼって同和教育(解放教育)の歴史を再構成する作業に関心を寄せている

矢原隆行[ヤハラタカユキ]
1968年生まれ。福山市立女子短期大学教員。社会システム論、臨床社会学。現在の関心は、男性ケア労働をめぐる職業・性・感情、コミュニケーションとしての社会調査など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まあい

0
「分析の目標は、そこで産出された意味と、意味構築の過程を条件づける諸状況を見失うことなく、インタビュアーと回答者との間の相互作用において、どのようにしてインタビューの回答が産出されたかを示すことである。分析の目的は、たんに状況づけられた語りの産出を記述することではなく、語られていることがどのようにして研究対象である経験や生活と関わっているのかを示すことである」(p.200)。2018/01/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/636262
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。