しあわせなミステリー

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784796697903
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

内容説明

亭主関白の真逆を体現する男・兜。愛する息子も恐妻も知らない、彼の本当の職業は…殺し屋!?(「BEE」)。故郷の自然と思い出を守りたい。そんな主人公・夏美の前に現れた、不思議な男。彼の正体は…?(「二百十日の風」)。大人気、佐方検事シリーズ最新作。相次ぐ郵便事故に目を留めた佐方は、ありえない秘策で事件を解決する!?(「心を掬う」)。今回の名探偵は…著者人気シリーズ「アゲハ」から飛び出した、ハラマキ捜査官の愛娘・菜月(8歳)(「18番テーブルの幽霊」)。大人気作家オール書き下ろし、“人の死なない”ミステリー。心にしみる、とっておきのアンソロジー。

著者等紹介

伊坂幸太郎[イサカコウタロウ]
1971年、千葉県生まれ。2000年に第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、『オーデュポンの祈り』(新潮社)にてデビュー。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』(東京創元社)で第25回吉川英治文学新人賞を、「死神の精度」(オール讀物)で第57回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。2008年には『ゴールデンスランバー』(新潮社)で第5回本屋大賞と第21回山本周五郎賞を受賞した

中山七里[ナカヤマシチリ]
1961年、岐阜県生まれ。花園大学文学部卒業。第8回『このミステリーがすごい!』大賞で大賞を受賞、2010年に『さよならドビュッシー』にてデビュー

柚月裕子[ユズキユウコ]
1968年、岩手県生まれ。第7回『このミステリーがすごい!』大賞で大賞を受賞、2009年『臨床真理』にてデビュー

吉川英梨[ヨシカワエリ]
1977年、埼玉県生まれ。第3回日本ラブストーリー大賞エンタテインメント特別賞を受賞、2008年に『私の結婚に関する予言38』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

239
違和感を覚えつつもしばらく(2話目の中山氏まで)気がつかなかったのだけど文庫になったやつを読んだことがあった。タイトルに騙された。(笑)/「BEE」(伊坂光太郎)/ 「二百十日の風」(中山七里)/ 「心を掬う」(柚月裕子) /「18番テーブルの幽霊」(吉川英梨) /2016/07/03

紫 綺

177
ミステリーの大物作家4人による心にしみるアンソロジー。どの話も面白い!!柚月さんは、読友さんとのやりとりで気になっていた作家さん。今度お奨めされてた「最後の証人」を読んでみよう♪2014/09/06

くりきんとん99

151
四人のミステリー作家による人の死なないミステリー。どれも読みやすく、それぞれの世界観が楽しめた。伊坂さん目的で読んだけど、初めて読んだ柚木さん吉川さんの作品も面白かった。二つともシリーズものということなので読んでみるつもり。2012/05/07

あつひめ

132
生臭くないミステリー。なんだかほっとしますね。作品とは関係ないけど、作家の皆さんの名前がとても素敵で・・・。それに表紙もミステリーっぽくないし。実世界の方が最近は物騒なことが多いよなぁ~なんて思いながら読みました。吉川さん、柚月さん初読みでしたが、どの作家さんも目が離せない・・・気分になりました。早速図書館予約しなくては。兜シリーズ、検事・佐方シリーズ、女性秘匿捜査官、原麻希シリーズ。どれも気になってしまう。よい出会いになった1冊です。2013/05/12

ハミング♪♪@LIVE ON LIVE

115
伊坂さんの「BEE」目当てで、借りた!もう、おもしろいじゃないか、伊坂さん!お馴染みの「ハチ」が出てくるのだが、本物の「ハチ」も出てきて、展開はおもしろい方へ・・・!しかも、楽しくて、読んだ後にほっこりするし☆重要なあの描写は、電車で読んだらヤバイね。。。(汗 伊坂さんの語り口は、ひとつ一つ滑稽で、いちいち笑える☆やっぱり、好きやわ、伊坂さんの話!中山七里氏の『二百十日の風』は、まぁよかったと思う。風の正体が興味深い。柚月裕子氏の『心を掬う』は、ハラハラドキドキ、そしてジーンときた☆ほっこりしたよ♪2012/12/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4712225
  • ご注意事項