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宝島社新書
本当にワルイのは警察―国家権力の知られざる裏の顔

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  • サイズ 新書判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784796689441
  • NDC分類 317.7
  • Cコード C0236

内容説明

警察のいうことはすべてウソ。これが日本の警察の実態。

目次

20年以上、警察を取材してわかったこと
警察と裏金1―震災を利用した裏金づくり
警察と裏金2―裏金づくりは最大のタブー
警察と裏金3―北海道新聞の天国と地獄
警察と暴力団
警察と市民1―組織ぐるみのレイプ隠蔽工作
警察と市民2―個人情報流出事件
警察の天下り1―警察と東京電力
警察の天下り2―2007年問題
警察の天下り3―パチンコ、そして一般企業へ
記者クラブ問題と武富士事件
私がなぜ警察を嫌いになったのか
公安警察

著者等紹介

寺澤有[テラサワユウ]
1967年2月9日、東京生まれ。大学在学中の1989年からジャーナリストとして、警察や検察、裁判所、弁護士会、会計検査院、防衛省、記者クラブ、大企業などの聖域となりがちな組織の腐敗を追及しはじめる。過去2回、平沢勝栄・衆議院議員(元警察庁キャリア)と消費者金融大手・武富士から名誉毀損で提訴されるが、どちらも勝利。2009年公開の映画『ポチの告白』(高橋玄監督)では、原案協力者とスーパーバイザーを務め、特別出演(裁判所職員役)も果たした。同年3月、自著『報道されない警察とマスコミの腐敗 映画「ポチの告白」が暴いたもの』を、自分で設立した版元「インシデンツ」から発売し、出版事業へ進出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

22
警察の闇を徹底的に暴き、裁判まで起こす著者ならではの内容。警察内部の裏金の作り方や、事件もみ消しのプロセスなど、実に生々しい。2022/03/17

だまし売りNo

7
警察の裏金は通訳の謝礼やカラ出張、架空の捜査費、機動隊の日当から捻出されている。ビジネス的な視点から見ると、警察は取引相手として好ましくないと感じた。警察の発注は、適切な対価ではなく、裏金をピンハネされているかもしれない。 2018/10/06

Humbaba

7
警察は悪を取り締まる存在.そう信じられている.確かにそうやって頑張っている警察官がいることは否定しない.しかし,残念ながら警察という強大な組織は,既にトップから腐敗している部分もある.報道されている情報だけが真実というわけでもない.本来は,力を持つ存在だからこそしっかりとしたチェック機構が必要なのである.2012/02/19

bittersweet symphony

3
寺澤有さんによる30万人を擁する警察組織の腐敗を糾弾する著作。裏金・犯罪隠蔽・利権誘導と肥大化した組織が陥りがちな問題が山積しているという印象、個々人はモラル的に中庸以上が大半であっても組織の生理現象で腐敗が発生するというのはヒトが集まるところでは何処にでも起こる悩ましい現象ではありますね。組織に対する自己チェック機能をどう構築するか、が肝要ということになります(組織の大きさに対する腐敗の具合をほかの官公庁や一般企業と比較する視点は必要なように思います)。2013/03/25

Hiro

3
別の本を購入する際に隣に置いてあった本書、タイトルに興味をひかれ即購入。情報を主にインターネットで収集する事で警察の悪体質はわかってきてはいたが、微細に渡った著者の粘り強い取材によって改めてその実態が浮き彫りとなったのである。警察は正義の味方という風に子供の頃から教えられてきたが、この本に書かれた実態を知るにつれ警察という組織の見る目が180度変わってしまうだろう。同時に、ある意味では最強ともいえる国家権力の不正を正していこうという著者のあとがきに「これまで通り、費用と時間をかけて取材を続けていくつもりで2012/03/03

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