内容説明
あなたにも告発・提訴できる原発村の悪。脱原発派&被災者のための法律・訴訟ガイド。
目次
第1章 東京電力&監督官庁&御用学者を「刑事告発」する方法―「刑事告発」&「刑事告訴」でフクシマ原発震災の不正を糾せ!(告発の趣旨;事故の発生 ほか)
第2章 緊急対談 東京電力の詐欺的な「補償金制度」に騙されるな!―日本中に拡大する放射能汚染、被曝被害についてはいっさい無視!(「ご被害者のみなさま」と慇懃に詫びても加害責任は頑として認めない東電・西澤社長;東電の「法的責任」を曖昧にさせないための「刑事告発」 ほか)
第3章 Q&A方式 東電に賠償請求したい貴方のための「賠償請求心得」―福島県の被災者から東京の一時避難者まで…カネは満額支払ってもらうべきだ!(福島原発の事故では、どのような費用が賠償請求の対象となるのでしょうか?;被曝による精神的苦痛に対する賠償請求はできますか? ほか)
第4章 全国会議員必読!賠償されない人たちを救うとっておきの方法―米国流集団訴訟制度「クラスアクション」を導入せよ!(あのJCO事故でも「住民被曝」は無視されていた;「村には被曝による被害者など誰もいない」? ほか)
著者等紹介
広瀬隆[ヒロセタカシ]
1943年東京都生まれ。早稲田大学理工学部卒業。大企業のエンジニアを経て、退社後に医療・技術関係の翻訳に従事し、その中で日本の公害と患者さんの声を海外に伝えるうち、放射能と原子力の問題に気づき、79年のスリーマイル島原発事故から市民運動を開始。現在まで全国の住民運動・市民運動とともに活動を続ける
保田行雄[ヤスダユクオ]
1951年熊本県八代市生まれ、明治大学法学部卒業。81年4月弁護士登録(東京弁護士会所属)。東京HIV(薬害)訴訟、医療過誤訴訟(未熟児網膜症等)、廃棄物問題(所沢テレビ朝日ダイオキシン訴訟等)、カネミ油症人権救済申立及び新認定訴訟、水俣病出水の会顧問等を担当。保田・河内法律事務所を運営
明石昇二郎[アカシショウジロウ]
1962年東京都生まれ。ルポライター。ルポルタージュ研究所代表。85年東洋大学社会学部応用社会学科マスコミ学専攻卒業。87年、『朝日ジャーナル』に青森県六ヶ所村の「核燃料サイクル基地」計画のルポを発表してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。