内容説明
これがホントに「平成の開国」か!?壊滅する農業、荒廃する国土、乱入する有害食品、必要な医療が受けられない…TPPの“本当の怖さ”を誰も知らない。
目次
第1章 TPPとアメリカの思惑
第2章 推進派と反対派の暗闘6カ月
第3章 犠牲にされ続けた日本の農業
第4章 TPPで日本はこうなる
第5章 TPPと日本農業の両立はあり得ない
第6章 国会でどのように議論されたのか
著者等紹介
小倉正行[オグラマサユキ]
1976年、京都大学法学部卒。日本農業市場学会、日本科学者会議、各会員。政策秘書。58歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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椎奈
20
課題のために読了。主に農業中心のお話。TPP参加のデメリットばかりが述べられていたので、TPPにこのまま参加していいのかという思いが強くなってしまった。TPPに参加しても食の安全性がこのまま保証されればいいな、と思った。2013/06/01
tk
1
TPPに参加するかどうかが実家にとっては死活問題で、少し気になってきたので購入。そういうこともあり個人的には反対派。とはいえ元々知識がないので、これからもっと最新の本を読んだり推進派の意見も見たりしてから改めてTPPについて考えていきたい。とりあえずこの本には農業や食糧の面での、TPP参加におけるデメリットについてわかりやすく書いてあった。実家に帰った時に周りの景色が草の茫々と生えた耕作放棄地ばかりになるのは嫌だなぁ。2013/04/15
くぼ
1
「TPP参加によるデメリット」だけを述べた本。特に国民の安全に関わる問題を考察していた。しかし、TPP参加によるメリットと、TPPに参加しない場合の日本の姿については述べられていないので、それらは別に学ぶ必要がある。2012/01/08
ほーくえーす
1
TPPについて1から説明してあってわかりやすかった。どのような影響が出るのかが細かく書かれていて、見直しもしやすそう。農業がメインの構成だったので、医療などの他分野についての項目が少なかったため、その他の分野については他の本を参考にするのが良いかもしれない。2011/09/20
あけおちゃん
0
今からだとだいたい4年前くらいの政界の動向をまとめた本。反対派の人が一度読んで、主に一次産業ベースで論点を整理するには量的にもこれくらいで丁度いいかも。2015/07/21