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宝島sugoi文庫
読むだけですっきりわかる世界史 現代編―オスマン帝国の終焉からポツダム宣言まで

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  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784796678810
  • NDC分類 209.6
  • Cコード C0122

内容説明

ついに世界史の表舞台に立つ日本。日清・日露戦争を経て有色人種唯一の国際連盟常任理事国へと大躍進。しかし、いつしか身の丈にあった外交を忘れ暴走する。一方、宗教に代わりイデオロギーと経済、そして民族主義で動かされるようになった世界。持てると持たざる国の世界戦争が幕を開ける。激動の時代を一気読み。

目次

第1章 現代前夜のアジア諸国と日本
第2章 帝国主義の時代
第3章 日露戦争と苦悩する清
第4章 第一次世界大戦とロシア革命
第5章 第一次大戦後の世界
第6章 世界恐慌とファシズム
第7章 第二次世界大戦とポツダム宣言

著者等紹介

後藤武士[ゴトウタケシ]
1967年生まれ。執筆・講演の他、教育評論家・活字講談家・世相評論家・平成研究家などの一面を持つ。著作『読むだけですっきりわかる』シリーズは累計280万部の人気定番シリーズ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

急いで突厥

44
受験のための世界史だった高校の授業ではかなり端折られてしまった現代史。この本はわかりやすく解説してある。特にウケたのがファシズムの項。さっくばらんに言えば「ひでえな、これじゃあ生活できやしない」→「もはや政府なんか信用できない」→「多少過激でもなんでもいいから誰か英雄が出てきてこの国を救ってくれ、英雄じゃなくて政党でもいいぞ」→「は~い、みなさん、お・ま・た・せ。皆さんこれまでこんなダメ政府によく我慢してきましたねえ。もう大丈夫、これからは私がいます。私はみなさんの気持ちがよくわかる唯一の味方ですよ。続く2013/09/19

KAKAPO

34
注目せざるを得ないのは、やはり日清・日露戦争、第一次・第二次世界大戦です。第一次世界大戦までは、侵略者だった日本が、アメリカを敵にまわして本土決戦を強いられた第二次世界大戦。最後は、二つの原子爆弾を投下されるという悲惨な結果であったことは、言うまでもありません。悲劇を繰り返さないためにも、私たちは現代史をしっかりとおさらいする必要があります。この本が優れている点は、何んといっても索引があることです。歴史の大きな流れや地域の関係を見失いそうになったとき、索引を頼りに振り返ることができるので、大変助かります。2021/02/14

佐島楓

23
日本史にも並行して触れているので当時の世界における日本のポジションがよくわかる。日本史・世界史と分けて考えないで全体の流れを見たほうが理解度が高まるのだなと納得。2012/12/02

JUN

13
読むだけで、現代の世界史がすっきりわかった。戦争は絶対にダメだけど、勝てば官軍ということなのだと感じた。2020/07/06

とうゆ

12
今の国政情勢が形成される元になった時代なので、興味深く読めた。強いて不満を言うなら、第二次世界大戦の記述が短すぎるぐらいか。2015/07/31

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