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宝島sugoi文庫
やってみたら、こうだった 〈〈人妻風俗〉編〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 254p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784796675215
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジョニーウォーカー

12
「わたしがこんなことしてるってダンナに知れたら一巻の終わりですよ」と話すのは、超熟女ホテトル嬢の加藤さん74歳(笑)。ふだんは貞淑な妻を演じながら、夫にかくれて風俗店や愛人倶楽部で働く女性たちを取材した実録ドキュメント。借金、性欲、自己実現…彼女たちの働く理由もそれぞれなら、それを求める男たちの性癖もじつにさまざま。女性下着をまとった者、タッパーに排泄物をくれとせがむ者、イク瞬間に「おばあちゃん!」と叫ぶ者…そんなエピソードを交えつつ、入れ歯を抜いた口でヒヒヒッと笑う加藤さんがとにかく印象的だった。2010/08/22

JunTHR

3
面白ーーい!!!『東京最後の異界 鶯谷』で初めて読み、信頼しきって読み始めたら、やっぱり上手い。著者が自ら、体験取材を行った人妻風俗嬢17人の記録。読み易い文章ながらも物凄い話が盛りだくさん。始めるきっかけ、仕事への考えも様々で嬢本人の人生も面白いが、それと同時に語られる客たちのバラエティも相当に豊か。何人もが共通して証言する女性物の下着を着けている「変態さん」など、多分相当数いるのだろう。そして、立花隆も感心したというエピソード、74歳(!)風俗嬢の客は「お婆ちゃん!!」と叫び、果てるとかとんでもねぇ。2014/04/21

Katsuto Yoshinaga

2
「人生エロエロ」を読んで、エロい気持ちのままに手に取る。日本の知性として、知の巨人として、常々感心得心させてくれる立花隆氏と佐藤優の両名が本書を紹介している。というわけで、タイトルや表紙、帯の惹句ほどエロくない。17名の人妻へのインタビューによる個人の事情ルポであり、各人の事情や性癖を覗き見させてくれる。そういう意味では面白いのだが、紹介される人妻は、風俗を副業としている方ばかりというところが少し気になる。これは、中村淳彦氏とのスタンスの違いか。2016/08/15

夏野

2
人妻風俗に取材したインタビューでかなり体当たりレポ。人妻風俗といっても年齢事情等いろいろでした。会話体で話が進み、読みやすいです。とくに最初の70代の人妻の話はいろいろ身につまされました。2010/02/07

ゆき

1
島倉千代子の歌を思い出す。「人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの。」人妻風俗という変化球の需要と供給の市場に集まる男と女の情事の取材集。74歳の熟女に「お婆ちゃん」と叫びながらはてる少年。確かに存在する需要と、高齢化社会によって増加する供給側。借金、存在価値、生き甲斐etc、、、白昼から満室のホテル街で、様々な思惑をはらみ男女の情事が繰り返される。事実は小説よりも奇なり。願わくば登場した人々の、その後の生が幸せなものでありますように、、、2015/11/13

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