内容説明
卑弥呼と台与、物部守屋と蘇我馬子、織田信長と明智光秀といった、「宿敵」の分析から、歴史の新しい解釈に挑みます。通説に反して「台与は邪馬台国の卑弥呼の系統を受け継いだのではなく、卑弥呼を滅ぼしていた」「物部と蘇我の争いは仏教受容の諾否ではなく、当時の日本の東国と西国の戦いだった」といった新説、そして「明智光秀を嗾けた人物は…」といった歴史ミステリーの新解釈が楽しめます。
目次
第１章 怨念と祟りの古代史（卑弥呼ｖｓ台与；神武天皇ｖｓ崇神天皇ｖｓ応神天皇；雄略天皇ｖｓ一言主神；物部守屋ｖｓ蘇我馬子；蘇我入鹿ｖｓ中大兄皇子；天武天皇ｖｓ持統天皇；石上（物部）麻呂ｖｓ藤原不比等
藤原仲麻呂（恵美押勝）ｖｓ弓削道鏡）
第２章 裏切りと粛清の中世・戦国史（菅原道真ｖｓ藤原時平；紫式部ｖｓ清少納言；源頼朝ｖｓ源義経；足利尊氏ｖｓ新田義貞；武田信玄ｖｓ上杉謙信；織田信長ｖｓ明智光秀；竹中半兵衛ｖｓ黒田官兵衛；淀殿ｖｓ千姫；天海ｖｓ崇伝）
第３章 歴史書が書かない逆転の近世史（徳川綱吉ｖｓ徳川（水戸）光圀
紀伊國屋文左衛門ｖｓ奈良屋茂左衛門
大岡忠相ｖｓ遠山景元
田沼意次ｖｓ松平定信
葛飾北斎ｖｓ歌川（安藤）広重
おりょう（龍）ｖｓさな（佐那）
高杉晋作ｖｓ山県有朋
篤姫ｖｓ和宮
西郷隆盛ｖｓ勝海舟）
著者等紹介
関裕二［セキユウジ］
歴史作家
後藤寿一［ゴトウジュイチ］
歴史作家
一坂太郎［イチサカタロウ］
歴史研究家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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