内容説明
養老孟司とテリー伊藤という、一見異色とも見える組み合わせの対談が実現した。テーマは日本、そして日本人。かつて世界を相手にした戦争に負けて、アメリカの属国のような位置に甘んじながらも、一生懸命努力して、ここまできた。世界のどの国も達成できなかった、貧富の差の少ない、安全な国。その原動力は?日本をここまでひっぱり、これからもリードしてゆくはずの「オバサン道」とは。
目次
第1章 日本人が自信を取り戻すための秘策―幸せになるためにお金はいくら必要なのか?
第2章 壊せ!“日本の壁”―一億総ウソつき化現象
第3章 日本人は自分の人生を生きているか?―つまらない仕事でも面白くする秘訣がある
第4章 日本人の正体―中国人、韓国人が日本人の悪口を言えなくなる日
第5章 サムライ精神は必要か?―“サムライ道”は幻想である
第6章 “オバサン道”宣言!―フリーターの増加は悪いことじゃない
著者等紹介
養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年、神奈川県鎌倉市生まれ。1962年、東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。1995年、東京大学医学部教授を退官
テリー伊藤[テリーイトウ]
1949年、東京・築地生まれ。テレビディレクターとして数多くの番組を企画・演出。現在、タレント、ラジオパーソナリティ、CM演出家などとしてもマルチに活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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