リバーズ・エッジ - 愛蔵版

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  • サイズ A5判/ページ数 232p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784796666985
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0079

出版社内容情報

岡崎京子の最高傑作が豪華ハードカバーで新装刊!
『リバーズ・エッジ』愛蔵版
全作品 詳細年表付き

※本書の内容は1994年刊行時のものと同じです。

岡崎 京子(おかざき きょうこ) プロフィール
1963年12月、東京生まれ。『リバーズ・エッジ』『pink』『東京ガールズブラボー』など、数々の名作を生み出す。2004年に『ヘルタースケルター』で手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。1996年5月交通事故に遭い、現在療養中。自宅ではDVDで映画を鑑賞したり、機能回復の訓練を続けたりしている。家族と温泉巡りに出掛けるなど外出にも積極的で、家族の方によると「お友達に囲まれ、本人のたゆまぬ努力で回復に向かっている」。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アマニョッキ

47
懐かしい。連載当時CUTIEで読んでいた。あの頃は自分とはかけ離れた世界に憧れとか嫉妬とかを抱きながらむさぼるように読んでいたように思う。今読んでみるとそれほどでもない。私も色々経験したもんな。そりゃそうだ。だけど今でもずんと心に響く言葉や描写もたくさんあって、おばさんハッとさせられたり。暴力やセックスや死の描きかたは岡崎京子ならではだしね。セックスしない二人が実は一番繋がっていたり。そして「朝めし田宮の前ちゃんだ~」のセリフよ。このネタ分かる方、ぜひお友達になりましょう。2017/10/22

KI

36
傷口を溢れる涙で消毒して出来た瘡蓋は治ることなんてない。忘れることはあっても。2020/05/15

nbhd

25
今あるのは後悔…連載は93年、これほどの傑作を20年近くほったらかしにしていたことをひたすら後悔している。ここまで完璧なマンガはそうはないだろうし、個人的には「私は真悟」に肉薄する人生ベストクラスのマンガ作品だと思う。それから、とっくのとうに読んでいる方々には頭があがらないっていう、このへんな感覚は何なんだろう。大人になって、ひとつの時代を振り返ることを覚えるより前に、この作品世界を背景にして育って、その時代の空気を吸っていたんだと今ようやく振り返ることが出来ている。2014/09/28

パラ野

24
すごく好きな一冊。高校生の時、物語が終わって、この本を読んだ。物語が終わっても、終わった物語を知らなかった。そして、お金も時間も無かった高校生なので、長距離通学の電車の席取りしか考えてなかったのだ。電車で川と県境を越えるとき、異界に行くみたいだった。特に変わらないけれど。たぶん、未来はつまんないけど、楽しいのが何なのかわかんないし、それよか生きてるんだか知らないし。平坦な戦場は、身を隠すことができなくて、散弾銃でコロッと殺されちゃいそうで、おっかないなと感じてるんです。2015/01/07

tom

15
5年ほど前の芸術新潮に取り上げられていた岡崎さん。そのときから気になっていて、読友さんのコメントをみて、読んでみることにした。マンガを読むのは、ずいぶんしばらくぶりのこと。最初に頁を開いたときは、画像を見ながら文字を読むことに、面倒くさいという気分。2~3日放置してから読み始める。そうすると、リアルな心情に心惹かれてしまった。岡崎京子さん、私より10歳年下。ほぼ同世代で共有している文化のようなものがあるのかもしれない。しばらくしたら再読してみます。マンガを読んで再読しようと思うのも、しばらくぶりのこと。2021/04/16

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