出版社内容情報
映画化、テレビドラマ化もされた第4回『このミス』大賞受賞作の『チーム・バチスタの栄光』は累計320万部突破、続編の『ナイチンゲールの沈黙』も140万部を突破し、驚異の新人と謳われる海堂尊。彼の原点でもある「田口・白鳥シリーズ」の最新刊がいよいよ登場です! 今回の舞台は厚生労働省。なんと、窓際医師の田口が、ロジカルモンスター白鳥の本丸・医療事故調査委員会に殴り込み!? グズグズな医療行政を田口・白鳥コンビは変えることができるのか……。1年半ぶりに戻ってきた彼らの活躍にご期待ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がらは℃
134
田口先生は、ホントにたいへんだなあ。彦根が凄まじかった!そして、白鳥も火食い鳥の本領発揮!それにしても間違った事を間違っていると言うだけでも、これだけの障害があるとはなあ。。。もうブッ壊してしまえ!あとは登場だけで終わってしまった感のあるシオンが気になるところ。2010/10/09
ダイ@2019.11.2~一時休止
129
田口・白鳥その4。彦根メインで会議のお話?。他作品との相関も多く、やはり海堂作品は出版順に読むべし。2014/04/13
ミナコ@灯れ松明の火
110
ほぼ会議室でのシーンのみなのに飽きさせないのはすごい。バチスタのような華々しさはないし、ミステリだと思いこんで読み始めたので若干肩すかしをくらった感もあるけれど、楽しかった。海堂先生が書きたかったのは本当はこれで、世間にこれを読ませるために、読者を増やしておくためにバチスタを書いたのだとしたら・・とか考えてしまう。海堂先生、あなたはイノセント・ゲリラですか?2010/08/08
藤枝梅安
99
今回は田口や白鳥の大学時代の後輩で現在は房総救命救急センターに勤務する彦根新吾が活躍する。相手としては厚生労働省の課長・八神直道。前半は八神と白鳥のやり取りの中で「官僚とは何か」について多くのページが割かれている。後半は彦根の独壇場。医療と司法の対立点や現在の死亡原因判定システムの不備について、筆者が乗り移ったように彦根が語る。この部分は小説ではないような文章が続く。今回新しく登場してきた人物がさほど活躍せずに終わっているが、次回が楽しみである。2011/01/03
Yuna Ioki☆
84
729-338-37 白鳥田口シリーズ第四弾。これはミステリーではないような。。。^_^;登場人物多いし、東城大病院もあまり関係ないし。内容が難しくていまいち理解しきれなかった。2014/10/27