宝島社文庫
齋藤孝の相手を伸ばす!教え力

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  • サイズ 文庫判/ページ数 217p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784796664707
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0137

内容説明

本書は、齋藤孝が20年以上の歳月をかけて考え、実践してきた「教える力」についての論考の集大成だ。単行本が好評で増刷を重ね、ついに文庫化、ということになった。人が人に教えるとはどういうことか?教える人はどうやったら教えられる人に受け入れられるのか?教え力を支える五つの力とはなにか?教師はもとより親、上司、先輩…すべての「教え人」に捧げる。

目次

第1章 相手に幸福感を与える教えるということ
第2章 モチベーションをかきたてる憧れる力
第3章 相手に足りない力を見抜く評価力
第4章 優れた練習メニューのためのテキスト力(素材力)
第5章 退屈させず学習効果を上げるライブ能力
第6章 自立を促す育てる力

著者等紹介

齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科学校教育学専攻博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション技法。主な著書に『声に出して読みたい日本語』(草思社、毎日出版文化賞特別賞)、『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス、新潮学芸賞)など。小学校1~6年を対象とした私塾、「齋藤メソッド」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コウメ

56
何かを学ぶときの構えが大切!「積極的な受動態」と「消極的な受動態」という学びがある。消極的な受動態の学びというのは、上手く引っ張ってくれればその気になるが、基本的には傍観しているという構え。一方積極的な受動態は、自分から相手の技を盗むようにガッツいている学びの構え。/先生も教える際学び続けなければならない。大切なのは、これまで培ってきた経験だけで教えてはいけない。現在進行形で教えないといけないということ。2019/09/20

καйυγα

10
斎藤孝先生、さすがですな。本書は教育者に向けた教育本です。学校の先生はもちろん、会社の先輩や上司にも打ってつけの本になるでしょう。勉強や仕事、学習力に技術力、どれも独自で実行できて蓄積することが可能です。しかし、人から人へ教える機会が多い、のが実情ですよね。この教え力は「相手のために」と考えて行うべきだと思いますが、先生が率先して本書で力説してます(笑)教えると言うからには自分が完璧に抑える、それをしっかりと伝える。この難しさを痛感しながら教える側も教わる側も大きくなりたいですね。人生、日々成長ですね!2015/10/30

アイマール

1
・教える側の責任の大きさを意識する ・教える気力を体現する:意欲に満ち溢れる ・教えることの目標は、教わる側ができるようになる ・評価することを恐れてはいけない ・自己客観視力は、評価されることにより育つ ・丁寧に切り分けて良いところ、悪いところを示す ・良い状態を意識させる ・オリジナルテキストが感動を呼び起こす ・臨機応変にメニューを変える ・時間と空間のマネジメント ・教育力がある人を見つける ・自分で自分をのばことができる=自立 ・誰かに教えることができる人を増やす2022/07/22

Riopapa

1
大事なことばかり。「教える」の目標は「相手を上達させること」。この視点は忘れがち。上達のための練習メニューをやらせる。授業ではこれが大事。2014/08/27

miyaji

0
そうだなと思うことがたくさんあった。2012/08/05

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