出版社内容情報
日本の原発は阪神大震災クラスの地震に耐えられない！
シミュレーションが明らかにする原発事故の恐怖
─東海二号炉で大事故が起こると、東京都民の半数がガン死に！
─浜岡原発崩壊で、30万人が急性障害死、なんと二千五百万人が晩発性ガン死
─若狭原発銀座の重大事故で大パニックの関西圏、そして東京さえも人の住めない荒野になる！
知られざる「放射能“生物濃縮”」の恐怖
日本列島「臨界事故」危険度マップ
全国166核燃料物質使用事業所一覧 (秘)独占公開！
衝撃！日本の原発は核兵器製造のために作られた!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よろず
3
2007年新潟中越沖地震後の発行。内容的に古過ぎて参考にならないかと言うとそんなことはまったくなく、むしろ今だからこそ読むべき本だ。この時点でさまざまな警告が発せられていたにも関わらずあの事故が起きてしまったということを考えれば、われわれの愚かさがどれほど罪深いものであるか知れるというものだ。またポール・レーベンソールへのインタビュー記事は必読。日本の原発産業が目指すプルトニウム計画がいかにアナクロで誤謬に満ちているかを今から10年以上前に端的に指摘しているが、この国はまだその間違いから抜けだせていない。2011/10/12
がんぞ
2
「事故はエスカレートする」「思いがけない人為ミスが発端となる」。７m以上の津波、送電線倒壊による電源喪失を考えなかった怠慢は国家的犯罪だから国家賠償しかないだろう。シミュレーションでは原子炉燃料の２０％が損傷し環境に放出される事故があると、日本列島はほぼ居住できなくなる（５年間住み続けると６０％癌死する）。福一事故では避難範囲も期間も大きく取りすぎでは？まさに強制収容所の再現、「生命が大事」で"ＬＩＦＥ"が忘れられている。燃料取出に最低５０年…。処分終了までにどれだけのライフをつぎこまねばならないだろう2011/08/12
みっくん
1
P22～P57京大原子炉小出先生の協力のもと記事作成。ローソン立ち読みで購入。2011/06/18
