内容説明
自分だけは病気にかからずに安らかに死ねると思っていませんか？合コンに行けば結婚相手が見つかると思ってませんか？思い込みだけで、自分に都合のいい未来を予測しているあなた！世の中のあらゆる現象は確率でわかるのです。数字でシビアに人生を予測してみませんか？幸も不幸もあなたの選択しだい。道迷ったあなた！答えを本書で見いだせるかも。
目次
１ 生と死
２ 子どもと教育
３ 恋愛と結婚
４ 仕事と出世
５ 金と名誉
６ 犯罪
７ 自然と災害
著者等紹介
小島寛之［コジマヒロユキ］
１９５８年東京生まれ。東京大学理学部数学科卒業、同大学院経済学研究科博士課程修了。帝京大学経済学部経営学科助教授。専門は数理経済学。数学エッセイストとしても活躍し、著書に『確率的発想法』（ＮＨＫブックス）、『使える！確率的思考』（ちくま新書）、『完全独習統計経済学入門』（ダイヤモンド社）、『サイバー経済学』『ゼロから学ぶ線形代数』『数学の遺伝子』『ＭＢＡミクロ経済学』などがある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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葵
5
何となく手に取ったら、2006年だった。本著の中では統計データから未来への予測がいくつかなされているが、すでにその予想通りになっているものもありそうだった。ちょっと不満だったのが、母数が常に「国民全体」ではなく、その都度で変わっていること。これじゃああんまり単純比較できない。だから、これから読もうとしている方にはぜひ母数が何かに注目していただきたい。もし母数を国民全体にしたいのならば、自分で計算しよう。そして人生のリスク回避をするのだ。2021/02/16
