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宝島社新書
日本人の正体

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784796652186
  • NDC分類 304
  • Cコード C0295

内容説明

壊せ!日本の「壁」。「世界に一つだけの花」から「戦争」「オバサンとサムライ」まで、語りつくした新・日本人論。

目次

第1章 日本人が自信を取り戻すための秘策
第2章 壊せ!“日本の壁”
第3章 日本人は自分の人生を生きているか?
第4章 日本人の正体
第5章 サムライ精神は必要か?
第6章 “オバサン道”宣言

著者等紹介

養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年、神奈川県鎌倉市生まれ。62年、東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。95年、東京大学医学部教授を退官し、現在、東京大学名誉教授

テリー伊藤[テリーイトウ]
1949年、東京・築地生まれ。テレビディレクターとして数多くの番組を企画、演出。現在、タレント、ラジオパーソナリティー、CM演出家としてもマルチに活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tomomi Yazaki

18
養老先生曰く、これはテリー伊藤との非公式会見だそうです。真面目な養老先生と不真面目代表のテリー伊藤の本音会談で、今の日本を掘り起こし、良いとこ悪いとこを鋭く斬る。面白いことに、普段は自分と異なる考えの人間には容赦なくとことん攻撃するテリー伊藤が、養老先生の意見を素直に受け入れる。そんな養老先生も興奮し過ぎて激高し、逆にテリー伊藤がなだめる場面もあり、なかなか面白い。そして昔を懐古し日本人を持ち上げたと思えば一転、自虐的になり、日本を悲観的に語る。ジェットコースターのような展開に戸惑いを隠せない一冊でした。2021/12/20

ちくわん

11
2006年4月の本。「オバサンとサムライ」の新書化。400万部の大ベストセラー作家と上手く話を会わせるタレントの対談。本質は突いている。男女差、南北問題、日本人の自己評価、少子化の捉え方諸々。が、やはり注意して読まなければ、危険な作家かもしれない。2019/06/22

雨巫女。@新潮部

6
《私‐図書館》最近は、侍はいなくなり、オバチャンが増えたよね。(笑)2011/07/21

xtc1961ymo

4
養老さんとテリーさんとの対談集。日本人のいやらしいところは、すぐに「俺がこんなに一生懸命やっているのに、おまえは何だ」っていう話のなることなんだよ。とか、アメリカの単細胞的独善にはほとほとあきれる、何様なんだあいつら!とか仕舞には男なんて、はっきり言って、いらない存在なんだよ。など面白すぎる脱線、毒舌、に溢れて本当に刺激的で楽しいです。まさしく「悩まないのも能力の内」ですね!2015/02/13

Masa

2
図書館で発見、借りる。2006年4月初版発行。養老孟司とテリー伊藤の対談。ちょうど日本がデフレのドン底で自信を失っていた頃、こう言う本が売れていたんだなあと思いだす。「日本人が自信を取り戻す秘策」「壊せ!日本の壁」「日本人は自分の人生を生きているか?」等。いわく、脳や身体の為には人間が作ったものでないものを10分でいいから見つめると良い、との事。なんか効果がありそうだ。日本人はもっと身体を使え、とも。田舎と都会を一定期間住み替える参勤交代を国民全体に導入せよ?面白いかも。養老先生、自然回帰を訴えています。2015/07/07

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