感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenitirokikuti
7
本書は図書館の「男女共同参画社会の本」の棚に紛れていた。数冊アンチフェミのやつがある▲1995年の第4回世界女性会議(北京会議)では、性別を重視するムスリムとカトリックが「ジェンダー」を否定する立場をとった。また「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」が女性の権利かカップルの権利がで論争になった▲韓国情勢。2005年に戸主制の廃止が成る。1997年、フェミニズムジャーナル季刊「if」創刊。ミスコリア反対運動など。当時はまだ反フェミニズム運動は少なかったそうである。2019/04/06
ぽん教授(非実在系)
1
2000年代初頭は「過激なジェンダーフリー教育」が問題視されてその流れもあるが、女性の加害性(気に入らない人をセクハラ認定するなど)や男女共同参画予算の利権性など、今のトレンドに通じる話題も出現しはじめている内容となっている。2006年当時の空気や情報がわかる歴史的価値がある一方、この企画が続かなかった原因もなんとなくわかり、辛いものを感じる。2020/11/03