内容説明
日本人は無宗教っていわれるけどホント？「いやいや、カミ様ホトケ様ご先祖様が大好きなんじゃ。ご利益を下さる方なら誰だっていい」なんだか節操がないですね。「融通無碍、それが日本人の生活の知恵なのじゃ。大昔からのたくさんのカミ様に、渡来された多くのカミ様が加わって、今ではナンでも来いなのじゃ」それでいいんですか？「だから日本はたのしいのじゃよ。これを読んで、もっと勉強勉強！」。
目次
序章 「日本人は神様コレクター」
１章 「日本人は日本教の信者？」
２章 「行事・歳事のウラ事情」
３章 「原日本人の習俗と迷信」
４章 「カミ様・ホトケ様烈伝」
５章 「日本大人物烈伝」
６章 「死ぬ前に知っておきたい法事」
著者等紹介
黒鉄ヒロシ［クロガネヒロシ］
１９４５年、高知県生まれ。武蔵野美術大学商業デザイン科中退。１９６８年、突如漫画家を決意。デビュー作は「漫画ストーリー」掲載の『山賊の唄が聞こえる』。以後「漫画サンデー」連載の『ひみこ～っ』、「漫画アクション」に『結作物語』、「ビッグコミック」に『赤兵衛』を掲載。新鮮なタッチとユーモアセンスで、いずれも長期連載となり、１９８７年、講談社出版文化賞を受賞する。１９９７年、『新選組』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞および第４３回文芸春秋漫画賞を受賞。１９９８年、『坂本龍馬』で第２回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞。近年の『幕末暗殺』『清水の次郎長』『京都見廻組』など幕末史を題材にした一連の作品は『黒鉄歴画』と称されている。『赤兵衛』は３０年以上の長寿連載となり、２００２年、第４７回小学館漫画賞審査委員特別賞を受賞した。現在は、イラスト、エッセイ、テレビ番組のコメンテイターなど、幅広く活躍中
ぞえ爺［ゾエジイ］
本名・川副秀樹。昭和２４年生れ。中央大学経済学部卒業後、デザイン・編集業界に入る。仕事のかたわら執筆を続け、『新葬制研究会』「南方熊楠に学ぶ会」を主宰。黒人音楽にも造詣が深く、自らグループを組むほか、０３年『ブラックミュージック名盤入門！（別冊宝島）』を編集。また、自然観察と神仏習合の歴史に惹かれ、現在東京都高尾山のパークボランティア会員
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