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「酒鬼薔薇聖斗」への手紙―生きていく人として

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784796635943
  • NDC分類 368.7
  • Cコード C0036

目次

第1章 現場からの手紙「須磨区レポート」(泥と密林(樋口ヒロユキ))
第2章 著名人からの手紙(酒鬼薔薇くんへの執筆依頼状(勝谷誠彦)
「酒鬼薔薇聖斗」へ。(大谷昭宏) ほか)
第3章 関東医療少年院時代の「悪友」からの手紙(「悪友」インタビュー(今一生)
酒鬼薔薇への手紙トモダチだから(霧島玲悟))
第4章 「酒鬼薔薇聖斗」と同世代からの手紙(拝啓、酒鬼薔薇聖斗様(’82年生まれ/女性)
「君」が「君」でいることが一番なんだ(’81年生まれ/女性) ほか)
第5章 遺族からの手紙(A君へ(山下京子)
アンケート分析 日本人の「酒鬼薔薇聖斗」観(今一生))

著者等紹介

今一生[コンイッショウ]
1965年、群馬県生まれ。フリーライター&エディター。97年、『日本一醜い親への手紙』3部作(メディアワークス)をCreate Media名義で企画・編集し、99年に『完全家出マニュアル』(同)を発表。「プチ家出」の造語が流行。別名義で作詞家としても活動
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みゃーこ

74
なんとなくスッキリしない読後感だった。犯人の心情を自分のこととして引き寄せて考え代弁する形でその動機を暗示する気味の悪い雨宮カリンの率直な手紙のみ訴えかけてくるものを感じた。コイツの自己陶酔に付き合い構ってやるこんな本事態が罪悪ではあるが、被害者への最大の追悼は社会が二度とこのようなことが繰り返されないように自分なりに彼や彼らのことを考え何かを学ぶことなのかもしれないと思った。それこそが唯一社会が彼らに対して出来ることなのだとしたら雨宮かりんの散文は非常に強烈に印象に残った。2013/05/18

さし

1
確かに酒鬼薔薇には本書いてほしい。2009/05/17

ちゃびたん

0
★★☆☆☆2016/02/06

Hidetaka Ohtsubo

0
極めて暴力に満ちた一冊だと思う。人間に対して、各人がそれぞれ心に抱いたことを文字する。それだけのことが、ここまで脅迫めいたものに変じてくることに驚いている。アングリーモブ、とはこういうものか。乱暴な表現を禁欲せず、暴力的に正義を振りかざし、社会をくそみそにして叩いた上で、最後に優しげな言葉を吐く今一生氏の手つきというのは、いっぱしの洗脳家のそれのようである。とまれ、殺人鬼に対する個人の言動はすべて免罪されうるのだろうか、という疑問を嘔吐感とともに感じさせてくれた、良書であるとは思う。2015/05/13

tsurainodaa

0
被害者の母親からの手紙以外読む必要なし。2020/08/03

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