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出版社内容情報
あたしはあの人を好きなままでいた。
あたしは恋人のせいちゃんと一緒に暮らしてる。
いろいろ問題もあるけど、せいちゃんは優しくて愛しい存在だ。
なのにある日、あたしは街で突然昔の恋人ハギオに出会ってしまったのだ。
好きで好きでしょうがなかった、あのハギオに…。
リアルで切ない恋愛長篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
*さくら*
26
再読。漫画は買ってもすぐ手放したりしてたけど、この漫画家さんは特別。初めて読んだ時のちょっとクラリとくるような読み心地が忘れられない。恋愛といえばドキドキが大事で、追い求めてばかりだった若い時の私。その価値観を変えてくれた一冊。久々に読んだけど、やっぱり好きだ。好きという気持ちが日常に埋もれてしまってもいい。安らぎの中にも求めているものはある。やっぱり好きだなー、大好きだなーと思った一冊。2017/05/12
Tsumugi.G
7
大学1年の時のバイトで知り合った小説書きのかたのおうちにお邪魔した際、ご出身の芸術系大学で学生時代えらい流行っていたし絶対オススメだと言われて借りて読んだ本(なおこの文章は2018年9月24日に書いています)。色々と思うところがあって深かったし、ああいう00年代な空気感をはらんだ世界は結構すき(音楽にたとえるとアジカンのような感じかな〜と勝手に思っている)。また読みたいので近々買おうと思いつづけてもう数年たってた。あかん。2016/02/15
yukin*
4
友達に勧められて読んだら やばい。これは胸にくる。わたしもどうしようもないダメ女だから 気持ちがわかる。ま、でもハギオはないかな。さすがにあそこまで言われると目が醒める。2017/05/04
Wisteria
3
空っぽで刹那的で、その上暗くて、うんざりした。私はここから得るものはありません。2020/03/01
namibia
3
何度も読み返しているお気に入りの恋愛マンガだけど、音楽作っている無職ヒモ男との同棲、生活費稼ぐために売春、昔好きだった男と二股…とヘビー極まりない。ハギオは私の中でダメ男ナンバー1。女の敵!女の敵!と叫びたい。せいちゃんもダメ男だけど、人の良さがあるからまだヨシ。若い恋愛だなあと今思えるのはそれだけ歳とったってことかな。主人公の女の子もダメダメだけど、ほんの少し前進してあたたかい日常をとる姿が好き。ま、でもだめんずはカッコいいよねえ(笑)私の恋愛バイブルです。2014/10/30