内容説明
大阪府ｖｓ大阪市。積年の対立構造、「府市あわせ」＝不幸せから「府市協調」へ。はたして、「大阪都構想」は実現できるのか？特別収録・平松邦夫大阪市長対談。
目次
第１章 大阪新悲喜劇“橋下劇場”で公演中（橋下候補の第一印象は「真面目な好青年」；男の涙、オスカーものの名演技 ほか）
第２章 大阪都構想の裏側にある「府市あわせ」の構図（大阪都構想のほんまのはじまりは…；知事が開けた大都市問題のパンドラの箱 ほか）
第３章 拝啓大阪府知事橋下徹様（三年前の提言をお忘れか？；幻の「新党・大阪」立党宣言はいずこに？ ほか）
第４章 私たちが選んだ政治家で国を変える（ガバナンスが利かない政府をつくった国民の「反省」；有権者も「責任」を自覚すべし ほか）
著者等紹介
倉田薫［クラタカオル］
大阪府池田市長。昭和２３年、大阪府池田市生まれ。関西大学法学部卒業後、池田市役所に就職。昭和５０年、２６歳で池田市議会議員に初当選、連続５期市議会議員を務め、市議会副議長、市議会議長を歴任。平成７年の統一地方選挙で「チェンジ」をキャッチフレーズに池田市長に立候補、初当選。以降、大胆な行財政改革の断行、地方分権に先駆けた池田モデルの「地域分権」などの施策を展開している。現在５期目。平成２３年５月まで大阪府市長会会長を務め、また全国市長会副会長も務める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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それいゆ
2
大阪市長選を争う平松邦夫大阪市長と橋下徹前大阪府知事、大阪府知事選に出馬表明している倉田薫池田市長。今話題の大阪秋の陣。昨日付で橋下知事は退任し、選挙の構図もはっきりしてきたこともあって、たいへん興味深く読むことができました。大阪都構想の中味がはっきりと分かっている人がどれだけいるのだろうか？という思いもあります。2011/11/01
丸坊主
1
橋本さんの知事としての功績を、客観的に評価していて、この本を読んで初めて知ったことも多かったです。いい本だと思います。2012/04/04
cozy
1
批判本ではなく、客観的に書かれてる。語り口調だが、調整役と自負されるように、偏りすぎることなく、わかりやすく書かれている。批判なのか本心なのかと考えるとこもあったが（笑）。納得できる意見が多々あった。この本がマイナーなのは、やはり大阪は地方都市にすぎないということ。そして、大阪から日本を変えるためには、橋下さん、平松さん、倉田さんが協力しあうような、明確な一つの目標に向かって団結する関西が必要だと感じた。江戸を無血開城した時のように、上手く調整していく人がこれからは必要という思いは強くなった。2012/02/06
こっしゃん
0
2/19読了。★★☆☆☆。タイトルにあるとおり、橋下さんが知事の時代の本。え？いまさら？ということですが、いま読んでおかないと、さらになんなんで。この本、結果的に橋下さんの株を「相対的に」あげてると思います。大阪の鬼門の方向にある某ベッドタウンに住んでる身としては、住んでるこの市（本には登場しません）はだいじょうぶ？と心配になりました。2014/02/19
Tatsuya Nakai
0
彼のキャラは決して好きなタイプではないがあの行動力は評価に値すると思う。談合で消費税上げて庶民を虐めるどなたかにも見習ってほしいものだ・・・。2012/08/10
