内容説明
開いたとたん、四季折々の情景が浮かび上がる大人の粋な紙あそび。一筆添えて年賀状、暑中見舞い、クリスマスカード、入学・結婚・出産祝い、転居通知…海外への手紙にも最適。そのまま出せる「はがき」と簡単につくれる「型紙」付き。
目次
春の文(春の慶事に梅の文を送る;文章の代わりに好きな言葉や俳句を ほか)
夏の文(便りとともに涼しげな水面を;軒先や玄関に季節を織り込む ほか)
秋の文(毎年飾れる月見屏風の便り;引っ越し案内と秋の便り ほか)
冬の文(新年の悦びを封書の年賀状で;究極の和の佇まい冬の茶室を届ける ほか)
著者等紹介
山岡進[ヤマオカススム]
1959年生まれ。東京・根岸で育ち、現在は谷中在住の生粋の下町っ子。紙の素朴さを大切にしつつ、手紙に和と四季を織り込む独自の作風は、この下町に今も息づく人情味と職人技をこよなく愛する中で紡ぎ出されたもの。自宅に設けられた小さな工房で、一つひとつ丁寧に手づくりされるため、大量生産できないにもかかわらず、各地で個展を開く度に評判を呼び、全国にファン層を広げている。額の中に立体の紙風景を閉じ込める「起こし絵」作家としても活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。