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内容説明
自分が自分でいるために彼らはその苛烈な運命を生きるとき何を信じ、何と闘い、何を守ろうとしたのか?時代にその名を刻んだ9人のアーティストの「自分流」に徹した生き方を描く異色の人物ノンフィクション。
目次
女優O 舞台―大竹しのぶ
精神のリレー―伊丹十三
永遠の逃走―小沢健二
志、未だならず―つかこうへい
内なるルール―藤原喜明
誕生―大黒摩季
道―マルセ太郎
越境者の夢―前田日明
鎮魂歌―勝新太郎
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nonpono
10
好きなルポタージュを五冊あげるとしたらこの本を挙げるだろう。酒や旅に夢中だった20代、珍しく買った単行本。それぞれの章について書きたいが、大竹しのぶが圧巻。打ち上げで最後には一番良い景品が当たってしまう女優、あとがきで本文のセリフのぶれを訂正してくれ、わたしは夫が死んだくらいではセリフはぶれない、彼がそれを嫌うからといえる魂。女優だ。いいんだ、だから大竹しのぶなんだ。この凄まじいルポタージュを読み感化され「奇跡の人」の舞台のチケットを必死に予約し、野田秀樹演出の舞台を見に行けた。まさに僥倖を浴びれた。2024/03/12
中林助手2
2
前田日明と藤原喜明のみ読了。☆12022/12/04