内容説明
家は「消費」ではなく、ゆたかに「住む」ことが目的である。家に消費税をかける「発想」に代表されるようにモノの贅沢さを追求した家は本物の家ではない。「ゆたかさ」とは住む人の生活態度の表現にある。変わり始めた現代の家づくりに必要なものは何か?家族がやすらげる住まい方から、安心の設計・間取り、科学で解明する家相・風水まで建築学の第一人者が80年の経験を生かして説く家族を醸成させる家づくりの知恵100項目。軽妙洒脱な語り口を愉しみながら「住まい」を理解する集大成。
目次
第1章 「ゆたかさ」は住まい方
第2章 「構造」は住まいの命
第3章 ゆとりの「間取り」学
第4章 「安心」を与える設計
第5章 「風水」の住居学