内容説明
「真の豊かさ」が問われている我が国において、エコロジカルなライフスタイルは、１９９０年代のライフスタイルの大きな潮流になる可能性を十分秘めているといえます。本書は本年１月に環境庁、（財）日本環境協会の主催で行われた「環境保全ビジョンシンポジウム―エコロジカルライフスタイルを考える―」の内容をベースに編集したものです。
目次
第１部 基調講演（蒼空に出逢いを求めて）
第２部 共同討議 エコロジカルライフスタイルを語る（小林節夫；稲本 正；中上英俊；新美康明；萩原喜之；増井光子；盛岡 通）
第３部 論考（農業エコロジーの復活を―薄井 清；心に水と太陽を―大山のぶ代；人間生活・エネルギー・環境―押田勇雄；イギリスのエコロジルカル・ライフ―木村治美；エコロジカルな石けんづくり―小林浪子；文明が求めた自然―品田 穣；エコロジカルな公園づくり―杉山恵一；“汚れなき食糧”の生産のために―築地文太郎；環境と子どもたち―中川志郎；自然と人間との共生―平井初美；カナダのエコロジカル・ライフ―三輪妙子；生態系と廃乾電池のリサイクル―村田徳治；高齢化社会にむけての健康な生活―若月俊一）
