内容説明
驚きと興奮。こんな考えは聞いたことがない!東洋医学は、ずばりエントロピーの医学です。環境問題を解くカギも、人間の病気を治す方法も、キーワードは、ただ一つ。その答えを本書でどうぞ。
目次
1章 エントロピーと出会う
2章 気とエントロピー
3章 健康とは、病気とは、自然治癒力とは
4章 がん治療と気力
5章 人間を丸ごと見るということ
6章 研究者の条件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
FK
1
「気」と言い、「エントロピー」といい、いずれも何となく分かるけれど、はっきりとは説明できない概念のようだ。/ 物理のエントロピーは物質や熱の状態の『汚れ』を示す量で生命現象にも使えます。(P.59)【エントロピーとは一言では「汚れ」か。人間でも、機械でも使っていたら汚れが生じる。それを適切に処理しなければ、人間も機械も快適には動けなくなり、壊れてしまうというわけだ。】/死ぬということは、身体のすべての組織でエントロピーが増大しつづけるということです。そうなれば、やがて身体は崩れていきます。(P.45)2021/09/28