- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 芸術・美術一般
- > 芸術・美術一般その他
内容説明
新しい美術史学。美術に刻印された性差を考える。日本・中国・西洋美術史研究者11名による一大論集。
目次
1 ジェンダーの視点から見る王朝物語絵
2 視線のポリティクス―平安時代女性の物語絵の読み方
3 天皇の母のための絵画―南禅寺大方丈の障壁画をめぐって
4 女性の消えた世界―中国山水画の内と外
5 イタリア・ルネサンス美術におけるジェンダーとセクシュアリティ
6 魔女イメージの変奏―北方の絵画と版画より
7 ダヴィッド―ジェンダーの記号としての絵画
8 ジェリコーと「男性性」
9 作られた「母性」―19世紀末の母子画についての一考察
10 「女性の芸術」―1890年代の二つの展覧会と装飾芸術振興運動
11 写真とジェンダー―石内都と神蔵美子の作品に触れて