内容説明
数学オリンピックで活躍した6人の子供たちはどんな育てられ方をしたのか6人の母親に徹底インタビュー。
目次
第1部 英才教育は母親にしかできない
第2部 数学の天才児をつくった母親に訊く
第3部 「ちょっとした努力」で天才児はできる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ももんがねずみ
1
数学オリンピックに出場した高校生6人の母親に取材する形で子供達の幼少時を探った本。取材する側が早期教育を主張する三石由起子さんなので、強引に結び付けているところもありそうだが、これくらいは普通です。誰でもやっています。と言う母親たちの当たり前が、実は中々出来ていないんだろうなと思う。10歳で自分の将来を諦めている凡人と今から努力すれば何にでもなれると普通に語れる6人。どちらが幸せかは言うまでもないと思う。夫婦仲の大切さと精一杯子供と向き合う心は忘れたくない。2016/01/28
ジャッキー
1
1991年の頃の数学オリンピック出場者の子供時代をまとめた本。早期教育を勧める本。著者は闇雲に早期教育を勧めているように読めたが、出てきた母親はお子さんそれぞれのペースや興味に合わせて好きな事を伸ばしていっていたように読めた。随分、著者とインタビューを受けた側に温度差があるように思った。2014/09/06
tanaka_c21
1
高校生の頃、すごいのが同学年にいるなと思っていた数学の天才の、幼少時の話しということで、古い本だけど子供が生まれたのを機に手にとって見た。高校生の頃、何にでもなれると思えるように育ってくれるといいなと思いつつ、子供の頃、車もないのに毎週、図書館に連れて行ってくれていた親のことを少し思い出したり。2012/09/27
どっち
0
子供の脳の成長は八歳まで。子供が算数に興味を示さなくなるのを待って始まる公教育。1日2時間以上テレビを見る子供の学力は平均以下。小さいときはやることよりもやる習慣をつける方が大切2014/05/05