日本史を走れ!―日本列島ウルトラ・ラン

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794976062
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0075

内容説明

今、全国に起こっているマラソン・ブームやウォーキング・ブームは人間本来の「走本能」「歩行本能」が噴出してきた結果に違いない。走民族・日本人のルーツを探るために、時には精悍な戦国武者になり、時には優れた脚力腕力の持ち主・雑兵足軽になり、また時には早飛脚にもなって、ドラマと謎を秘めた歴史街道を1人のランナーが走った。

目次

1 秀吉、天下人への道「中国大返し」を走る―備中高松城から山崎天王山へ220キロ
2 毛利藩と維新の志士たちが走った歴史街道―萩・山口・防府への萩往還53キロ
3 「鯖の謎」を追って、若狭小浜から京の都へ80キロ―鯖を担いで走った山また山の鯖街道
4 飛脚駅伝、民話の里 湯けむりを求めて―福島・桑折から山形・上山まで羽州街道60キロを走る
5 本能寺の変、家康は堺から伊賀を越え必死の逃避行―信長が死んだ!家康は生きて岡崎城へ帰れるか?
6 江戸時代に終止符を打った、函館・五稜郭への雪中ラン―榎本武揚、土方歳三らが走った箱館戦争・雪の道
7 維新回天の夢を実現すべく山越え谷越え龍馬は国抜けした―土佐高知から伊予長浜まで、坂本龍馬 脱藩道130キロを走る
8 給食給水所もあった「賤ヶ岳大返し」を、時速10キロで秀吉とともに走る―岐阜・大垣から滋賀・木之本まで50キロの急行ラン
9 雨は降る降る田原坂から鹿児島・城山まで、西郷さん敗走の道―西南の役で敗色濃厚な肥薩軍が九州山地を逃げ走る
10 忠臣・楠木正行の雑兵として帝を守って京から吉野へ―南北朝の混乱期、後醍醐天皇に忠誠を誓う楠木父子とともに
11 「忠臣蔵」ウルトラ・ラン、江戸から赤穂620キロを走る―松の廊下の刃傷事件を国元に伝える手紙を胸に、急使は走った
12 葵・徳川三代、日光への道―久能山~日光東照宮~江戸へ430キロを歴史とともに走る

著者等紹介

松尾秀助[マツオヒデスケ]
昭和14年、東京都生まれ。東京大学卒業後、(株)文芸春秋に入社。「文芸春秋」「週刊文春」編集部などを経て、53~54年にかけ休職してアメリカ留学。帰国後「ナンバー」を創刊。編集長、編集委員をつとめ、平成7年に退社。フリーランスのジャーナリストとして執筆活動中。東京女学館短期大学、武蔵野女子大学非常勤講師。52歳からマラソンをはじめ、フルマラソン、100キロマラソンを走っている
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感想・レビュー

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しーふぉ

22
備中高松から山崎天王山までの中国大返しのルートや江戸から赤穂までのルートなどを実際に走ってみた記録です。紀行文としてはちょっと内容が物足りないかも。2019/01/27

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