MMTによる令和「新」経済論―現代貨幣理論の真実

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MMTによる令和「新」経済論―現代貨幣理論の真実

  • 藤井 聡【著】
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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794971586
  • NDC分類 341
  • Cコード C0033

内容説明

経済学の常識を覆す主張で、いま世界で大論争を巻き起こしている「現代貨幣理論」(MMT)。はたしてMMTは異端のトンデモ経済理論なのか?それともデフレ脱出・経済復活の切り札になるのか?前内閣官房参与で、アベノミクスの問題点を知り尽くした著者が描く、実践的MMT入門にして、日本経済再生のシナリオ。緊縮財政、消費増税、長期デフレに苦しむ日本経済を復活させる道がここにある。

目次

第1章 MMT 現代貨弊理論とは何か?(MMTを「異端」「トンデモ理論」と揶揄する日本のマスコミ;実際は、至って「マイルド」、というのが真実 ほか)
第2章 「インフレ抑制は無理」という不当なMMT批判(インフレを抑え込むことは、決して不可能ではない;MMT批判の背後に、おぞましき「インテリ心理」がある ほか)
第3章 MMTの2大政策―「就労・賃金保証」プログラムと「貨弊循環量」調整策(インフレ率を軸に、金利、失業率、賃金をウォッチし続けるべし;「就労・賃金保証」プログラムによる、「完全雇用」の確保 ほか)
第4章 現代国家の「貨幣」とは何か?(二つの異なる貨幣観:「商品貨幣」説vs「貨幣国定」説(あるいは、金属主義vs表券主義)
如何にして、国家が貨幣の価値を保証しているのか?税と国定貨弊の本質的関係 ほか)
第5章 MMTが示唆する、日本の処方箋(デフレが深刻化している日本;安倍内閣で進められる、数々のデフレ加速政策 ほか)

著者等紹介

藤井聡[フジイサトシ]
1968年、奈良県生まれ。京都大学大学院工学研究科教授(都市社会工学専攻)。京都大学工学部卒、同大学院修了後、同大学助教授、イエテボリ大学心理学科研究員、東京工業大学助教授、教授等を経て、2009年より現職。また、11年より京都大学レジリエンス実践ユニット長、12年より18年まで安倍内閣・内閣官房参与(防災減災ニューディール担当)、18年よりカールスタッド大学客員教授、ならびに『表現者クライテリオン』編集長。文部科学大臣表彰、日本学術振興会賞等、受賞多数。専門は公共政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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カブトムシ

22
私の大学時代(50年前)の経済学の先生は、宇野学派の方でしたが、時代的には大内兵衛の門下の方でした。宇野弘蔵の「経済原論」はどうなのか?藤井聡教授はどう評価されますか?というのは、貨幣というものが宇野弘蔵の理論から感じられなかった印象が私には強い。素人の感想ですが…。 MMTの理論が、私にはどうしてものみ込めません。ネットの議論を聴いていると、藤井先生や三橋貴明さんが理論的には勝っていると思ってますが、いまいち良く分かりません。若い方の頭脳で、「コロナ不況」をなんとかしてください。(2021年7月12日)2021/07/12

15
「自国通貨建ての国債で財政が破綻することは無い」というMMTの基本的な考え方を丁寧に、分かり易く解説していて良書と言える。やっぱりMMTは正しい、と思えてくるし、もし、これが正しいとしたら日本の行く末が案じられて、恐ろしくもなってくる。MMTの考え方に基づけば、日本のデフレ脱却は簡単なことなのに、何でこうも見向きもされないのだろう。不思議で仕方がない。2019/11/12

ラウリスタ~

11
MMTというと自国通貨建て国債ならいくらでも発行して構わない、「トンデモ理論」的なものかと思っていたのだけれども、そうではないようだ。政府の借金=民間の黒字、でGDP増加に繋がる。通貨発行権を持っているので破綻は起こり得ない。インフレ2〜4%を目指して、国債発行量を調節する。財政の健全化ではなく、インフレ率を目安にする。1000兆円の国債を直ちに返済=民間から同額の貨幣が消える、国債は一定程度放置しないといけない。反グローバリズム、反自由貿易、反移民と、アベノミクスとは正反対の方向性らしい。2020/10/07

Tatsuya9

8
良かったです。MMTを広げていけたら、日本は変わるはず!2020/04/30

belalugosi6997

8
デフレ下での消費増税は狂気の沙汰である事に異論はなかろう?中には借金が!無駄を省け!財源が!スタグフレーションが!悪性のインフレが!これらを社会問題を解決する手段としてMMTを採用するのが最も良薬である。「こんな錬金術は信用できない」この信用こそがMMTの真骨頂である。借金や財源を心配するのなら、30年間日本だけが経済成長しない誤った政策を憂えべきである。これまでJGPについて理解できずにいたが本著が一番理解できた、反緊縮・反グローバリズム・反構造改革の旗手に成り得る。誤植程度は愛嬌、本年度ベスト著書2020/02/21

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