僕たちが見つけた道標―福島の高校生とボランティア大学生の物語

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僕たちが見つけた道標―福島の高校生とボランティア大学生の物語

  • 兵藤 智佳【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 晶文社(2013/07発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794969064
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C0036

出版社内容情報

◇3.11後、私たちはどう生きるべきか――自分たちの道標を見つけようと精一杯にもがく、等身大の高校生と大学生の物語です。

◇福島第一原発にほど近い双葉高校。大震災により日常生活が失われ、勉強への不安を抱える高校生に、早稲田大学生がボランティアで学習支援に乗り出しました。勉強合宿を通じて心をひらきあう彼ら。福島の状況に心を痛め、将来は故郷の役に立ちたいと願う高校生の姿に、大学生もまた、福島の問題を自分のことととらえて、自分の現在と将来を問い直していきます。

◇他人の痛みを自分の痛みとして受け止め、悩みながら成長する高校生と大学生の姿を描いた本ですが、会社の人事部で、新卒学生の採用担当の方にも、いまどきの学生たちのリアルな姿を知るのに、最適な本にもなっています。
◇また、教育関係者の皆さんにもおすすめです。高校生や大学生を、どう指導したらよいかを悩む先生方皆さんにとっても、ひとつの指導例として、参考にしていただける内容です。

プロローグ

1部 福島の高校生に起きたこと
 「自分たちの校舎にはもう戻れない」
    東日本大震災と原発事故
 「それでも勉強がしたい」
    大学生ボランティアの合宿準備
 「誰かに応援されている自分がいる」
    2011年 勉強合宿
 「自分には一緒に頑張る仲間がいる」
    2012年 勉強合宿

2部 大学生が向き合ったこと
 たかひろ〈就活問題〉に取り組む 
   「仕事を通じて社会にどう役に立ちたいのか」
 ゆうひ〈権力問題〉に取り組む 
   「見えない権力に風穴をあけたい」
 ゆうこ〈格差問題〉に取り組む 
   「東北のひずみを伝える役割がある」
 まあや〈被曝問題〉に取り組む 
   「世界がつながって自分の中に降りてきた」

エピローグ

【著者紹介】
現職:早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター助教。東京大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。専門は、ジェンダー、保健医療、人権。ミシガン大学客員研究員、タイ国連人口基金国際フェローなどを経て、現職。現在、早稲田大学で「ボランティア論」、「グローバルヘルス」などの講義を担当。2006年からボランティアセンターで大学生による自主プロジェクトを主催。社会の中で弱い立場に置かれるマイノリティ支援をしながら「どう一人ひとりが当事者として課題に向き合えるのか」に取り組んでいる。共著:『世界をちょっとでもよくしたい』(早稲田大学出版部 2010年)、『DVはいま 協働による個人と環境の支援』高畠克子編(ミネルヴァ書房 2013年)論文『「言葉を紡ぎ、意味を見つける力」を育てる学生支援』(大学教育学会誌 第34巻第1号 2012年5月)ほか

内容説明

福島第一原発にほど近い双葉高校。大震災により日常生活が失われ、勉強への不安を抱える高校生に、早稲田大学生がボランティアで学習支援に乗り出した。勉強合宿を通じて心をひらきあう彼ら。福島の状況に心を痛め、将来は故郷の役に立ちたいと願う高校生の姿に、大学生もまた、自分の現在と将来を問い直す。3.11後、私たちはどう生きるべきか―自分たちの道標を見つけようと精一杯にもがく、等身大の高校生と大学生の物語。

目次

1部 福島の高校生に起きたこと(「自分たちの校舎にはもう戻れない」―東日本大震災と原発事故;「それでも勉強がしたい」―大学生ボランティアの合宿準備;「誰かに応援されている自分がいる」―2011年勉強合宿;「自分には一緒に頑張る仲間がいる」―2012年勉強合宿)
2部 大学生が向き合ったこと(たかひろ“就活問題”に取り組む―「仕事を通じて社会にどう役に立ちたいのか」;ゆうひ“権力問題”に取り組む―「見えない権力に風穴をあけたい」;ゆうこ“格差問題”に取り組む―「東北のひずみを伝える役割がある」;まあや“被曝問題”に取り組む―「世界がつながって自分の中に降りてきた」)

著者等紹介

兵藤智佳[ヒョウドウチカ]
早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター助教。東京大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。専門は、ジェンダー、保健医療、人権。ミシガン大学客員研究員、タイ国連人口基金国際フェローなどを経て、現職。現在、早稲田大学で「ボランティア論」、「グローバルヘルス」などの講義を担当。2006年からボランティアセンターで大学生による自主プロジェクトを主催。社会の中で弱い立場に置かれるマイノリティ支援をしながら「どう一人ひとりが当事者として課題に向き合えるのか」に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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しゅんぺい(笑)

2
早稲田大学のWAVOCによる、東北学習支援のエピソード。 支援をおこなう中で、高校生も変わるし、大学生もまた変わってゆく。 自分が当事者になることで、自分の人生に変化が生まれる。 ボランティアの本特有の冗長さはあったけど、兵藤先生の意識の高さがうかがえる部分は、とても考えさせられる。2014/01/15

Shintaro Kawakami

1
メディアからでは、「福島」や「原発事故」について、画一化された情報、解釈だけしか知ることが出来ません。福島の高校生とボランティア大学生の深い関わりによって、様々な思いや、苦しみ、そして喜びに気付くことが出来ます。正しい1つの答えはないと思います。だからこそ、「東北」だけではなくて日本国民全体が考え続けなければいけないのでしょう。2014/01/19

YH

0
早稲田大学WAVOCの取組。 被災地ボランティアをプログラム化することの意味について、多くの示唆をえることができた。 ・震災以降、僕は若者たちの意識は変わっていないと思います。震災を実際に体験した人じゃないと実際に変わることはできないと思います。よっぽど自分たちの中で心に残しておこうと思うものがないと忘れてしまうと思います。p126 ・世の中の誰か偉い人や専門家が言っていることではなくて、たかひろが自分で聞いて自分で感じたリアリティ。それこそが、将来も誰かのために何かをしようと思った時に、きっと何2013/09/15

YH

0
早稲田大学WAVOCの取り組み。 被災地ボランティアをプログラム化することの意味について、多くの示唆をえることができた。 ・震災以降、僕は若者たちの意識は変わっていないと思います。震災を実際に体験した人じゃないと実際に変わることはできないと思います。よっぽど自分たちの中で心に残しておこうと思うものがないと忘れ2013/09/15

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