音楽の未来を作曲する

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794968944
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C0073

出版社内容情報

老人ホーム、動物園、銭湯……生きた音楽を求めて頻繁にフィールドワークを行なう現代音楽家が、自身の発想と実践をまとめた一冊!

この世界には、様々な対立や衝突がいっぱいある。それらが、総体として醜い不協和音になって、悲惨な状況がいっぱいある。現代音楽では、不協和音を美しく響かせる方法を開拓してきた。世界の対立を美しく響かせ、紛争を共存に変えていけるヒントは、作曲にあるはずだ……。
生きた音楽を求めて、老人ホーム(お年寄りとの共同作曲)、動物園(動物との音楽)、銭湯(お湯の音楽会)、キャンプ場(火の音楽会)、遺跡(I-picnic)など、頻繁にフィールドワークをおこなう稀代の現代音楽家が、自身の発想と実践を振り返りまとめた一冊!

1 作曲を始めた頃
2 子どもがつくる現代音楽
3 作曲する遊び場
4 ごった煮から脱出する方法
5 個性は滲み出る
6 ナンセンスに追随する
7 しょうぎ作曲
8 演劇を作曲する
9 演劇交響曲
10 ジャワ・ガムラン ?「私の作品」から「私たちの作品」へ?
11 やわらかい楽譜
12 動物との音楽
13 野外楽
14 ポスト・ワークショップ時代
15 考古楽 北斎カルテット
16 だじゃれ音楽
17 ごった煮は共鳴する
あとがき

【著者紹介】
1968年名古屋生まれ。作曲家/鍵ハモ奏者/ピアニスト/瓦奏者。京都大学理学部卒業。British Councilの招聘で英国ヨークに滞在(94?95年)。「Whaletone Opera」を日英で創作・上演する。イギリスでは100回以上のワークショップを行う。ガムラン作品「踊れ! ベートーヴェン」でのインドネシアツアー(96年)以来、東南アジアの音楽家との交流を続ける。箏、ガムラン、アコーディオン、オーケストラなど、様々な楽器の作曲をし、20カ国以上で作品を発表。CDに「ノムラノピアノ」(とんつーレコード)、「瓦の音楽」(淡路島アートセンター)など。著書に「老人ホームに音楽がひびく」(共著、晶文社)ほか。第1回アサヒビール芸術賞受賞。06年度、NHK教育テレビ「あいのて」出演、音楽監修。現在、日本センチュリー交響楽団コミュニティプログラムディレクター。

内容説明

生きた音楽を求めて、老人ホーム(お年寄りとの共同作曲)、動物園(動物との音楽)、銭湯(お湯の音楽会)、キャンプ場(火の音楽会)、遺跡(I‐picnic)など、頻繁にフィールドワークをおこなう稀代の現代音楽家が、自身の発想と実践を振り返りまとめた一冊!

目次

作曲を始めた頃
子どもがつくる現代音楽
作曲する遊び場
ごった煮から脱出する方法
個性は滲み出る
ナンセンスに追随する
しょうぎ作曲
演劇を作曲する
演劇交響曲
ジャワ・ガムラン―「私の作品」から「私たちの作品」へ
やわらかい楽譜
動物との音楽
野外楽
ポスト・ワークショップ時代
考古楽 北斎カルテット
だじゃれ音楽
ごった煮は共鳴する

著者等紹介

野村誠[ノムラマコト]
1968年名古屋生まれ。作曲家/鍵ハモ奏者/ピアニスト/瓦奏者。京都大学理学部卒業。British Councilの招聘で英国ヨークに滞在(94~95年)。「Whaletone Opera」を日英で創作・上演する。イギリスでは100回以上のワークショップを行う。ガムラン作品「踊れ!ベートーヴェン」でのインドネシアツアー(96年)以来、東南アジアの音楽家との交流を続ける。箏、ガムラン、アコーディオン、オーケストラなど、様々な楽器の作曲をし、20カ国以上で作品を発表。現在、日本センチュリー交響楽団コミュニティプログラムディレクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ふじ

15
積読解消。2015年の本。現代音楽の作曲家による音楽雑記。というとお堅い&難解?と思いきや、五線譜もあまり使わず、人や環境との相互作用から生まれる音を追い求め「音楽(音を楽しむ)」する内容でした。子ども達とはじめた共同作曲「しょうぎ作曲」の理念が、異なりを受け入れる型のようで印象的。否定しない、待つ、教えない。学校の授業は何だかんだでまだ一斉に教わる形が主のようなので、家庭や学外で真逆な取り組みを増やす時の参考にしたい。2020/09/03

nizimasu

5
現代作曲家の野村さんというのはNHKの番組などでその存在がクローズアップされているというのだが、その作曲というか手法が演劇などのワークショップなんかや即興性を主体にした演奏でもはやコンテンポラリーダンスとかそんなイメージもある。内容はいわば自伝なんだけど、しょうぎ作曲という相手と対峙しながら相手の曲から別の曲をイメージしていくというのも何とも面白かった。それが制作のベースになって他者との関係性そのものを曲にしていくというプロセスが実に今の閉塞感の時代とマッチしている気がします2015/12/06

ほんのみちを

1
現代音楽の作曲家・野村誠氏による自伝的作品。 「これは、作品というより、君の演奏だね」という、作曲家先生の言葉に端を発した、様々な音楽的実践が語られている。 作曲とはなにか? 音楽とはなにか? そして、松岡正剛氏ではないが、ここでもやはり「遊び」がキーワードとして出てくる。 「音楽もダンスも演劇も、根源は遊びから出発している。」(p108) 「北斎カルテット」という試みに強く興味をひかれた。2020/03/01

かみのけモツレク

1
子供への敬意にあふれている2016/12/12

Monty

0
単なる作曲や音楽の本に在らず。コミュニケーション、ビジネス、イノベーション、社会、アート、まちづくり、ダイバーシティ…著者の活動から見える多様性に満ちた世界から多くの気付きをもらいました。2022/09/14

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