本があって猫がいる

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本があって猫がいる

  • 出久根 達郎【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 晶文社(2014/09発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794968562
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

懐かしい本やことば、思い出の人や食、そして愛猫・愛犬との暮らし……“人生の達人”出久根達郎さんが贈る滋味あふれるエッセイ集。

街から本の姿が減っていく。電車に乗ればスマホでゲーム。余暇の楽しみはいくらでもある。そんなちょっぴりさみしい現代に効くひと匙のスパイス。懐かしい本やことば、思い出の人や食、そして愛猫・愛犬との暮らし……いまでは稀少となった感のある「昔気質の物知りおじさん」にして「生活巧者」の出久根さんが綴る滋味あふれるエッセイ集。

第一部 常識と正義
【古書】
おお、戦前! 本を売れば家が買えた 10
司馬文学の魅力──古書が友だち 29
丸くふくよかな 32
のたり仙人──井原修氏のこと 35
「小説よりも面白い」時刻表 38
先人の知恵に学ぶ 45

【芸】
もう一人の志ん生 50
貧困と無知=『どぶ』 53
DVDで黒澤を 56
剣と歌 75

【ことば】
常識と正義 78
挨拶の力 80
お晩です 83
的礫 86
思いやり・愛を伝える言葉 90
江戸言葉 93
おてんと様 97
ことばの玉手箱 101
献寿 116
二月二世を望む月 118
終りの挨拶 122

第二部 灰とタンポポの綿
【食】
松茸のご進物 126
報い 129
ケーキ 132
旬を楽しむ 135
魔法の茶碗 137
愛用の弁 139
うどん命 141
龍馬の梅干 145
三輪素? 147
薬酒の効用 150

【家族】
祖先の記念 154
お題 158
ヤカン 162
母親の感触 166
老い足 168
タイルさんのおかげ 170
照れくさい関係 172
女の子 174
「ヒマワリ」 177
味オンチ 181

【猫】
 「パルル」の「パ」 184
尾頭付き/命名/巴路児/ぬれ鼠の猫/机/バレリーナ/親は武士/パパラッチ/トッパー/折敷/蜂/丼鉢/めで鯛/ナマリ/猫の散歩/毛玉/猫の草/猫跨ぎ/四畳半/ゴザ/シニア用/パラフィン紙/ハンビョウ/パチパチ

【思い出】
凧の足 221
土手の光 223
灰とタンポポの綿 227
両国駅 231
口パクパク 232
太鼓の音 236
八重洲の恋の物語 240
完済日の隠元 244
新婚の宿 247
エッセイのつもりで 254

あとがき 258

【著者紹介】
1944年、茨城県生まれ。作家。73年より古書店「芳雅堂」(現在は閉店)を営むかたわら文筆活動を行う。92年『本のお口よごしですが』(講談社)で講談社エッセイ賞を、翌年『佃島ふたり書房』(講談社)で直木賞を受賞。他に『古本綺譚』(平凡社)、『作家の値段』(講談社)、『七つの顔の漱石』(晶文社)、『雑誌倶楽部』(実業之日本社)、『短篇集 半分コ』(三月書房)等多数。

内容説明

街から本の姿が減っていく。ちょっぴりさみしい現代に効くひと匙のスパイス。いまでは稀少となった感のある「昔気質の物知りおじさん」にして「生活巧者」の出久根さんが贈る珠玉のエッセイ82篇。

目次

第1部 常識と正義(古書;芸;ことば)
第2部 灰とタンポポの綿(食;家族;猫;思い出)

著者等紹介

出久根達郎[デクネタツロウ]
1944、茨城県生まれ。作家。73年より古書店「芳雅堂」(現在は閉店)を営むかたわら文筆活動を行う。92年『本のお口よごしですが』(講談社)で講談社エッセイ賞を、翌年『佃島ふたり書房』(講談社)で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ぶんこ

38
出久根さんの2000年代のエッセイ。 松茸を進物用に注文した鮮魚店の、送付した品の写真を送ってきた話に感激したり、陶製おひつの話には我が家にぴったりと早速注文。 そして猫の爪を切っては、切った爪を日付いりで保管していると知って、猫バカ極まれりと微笑ましかったです。 ご夫婦仲が良いのが伝わってきて、本当に素晴らしい。 猫のパルル、犬のキキとの生活で、ご夫婦とも愛情過多ではないかと思うほどの溺愛ぶりです。 こういったお人柄が作品にも現れてますね。 益々ファンになりました。2015/05/10

Syo

25
さすが直木賞作家。 面白かったです。2020/12/15

きらら@SR道東民

18
著者の人の良さが滲み出たエッセイでした。猫と犬との生活が微笑ましい。過保護すぎるくらいの可愛がりよう・・・、それにしても猫が、高所恐怖症で運動嫌いとは、しかもニャアとは鳴かずギギっと、木ネジを回したような声で鳴くパルル、是非とも一度会ってみたいです。2015/05/12

たくのみ

15
古書店主、作家、エッセイストである出久根さんは、猫親父でもあったのだ。トイプードルのキキと、猫のパルル、二匹を中心とした生活。ファンだった、うしおそうじさんとの交流。姿三四郎を見るためにDVDに挑戦。そして、副業で書いたエッセイが高沢皓司さんの目にとまり「どしどし書きなさい」と勧められて書いた本が「古本綺譚」になったという、デビューの顛末記。いろいろな媒体に書いたエッセイのまとめ本だけど、漂う昭和テイストが面白い。2016/01/10

トーヤン

10
古書店店主でありながら直木賞作家の出久根さんのエッセイ。滲み出る知性。温かいお人柄。夫婦仲も良く猫話しもステキ。2015/04/17

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